第百三訓 ページ6
...違う。
“なりたい”じゃない。なるんだ。
常に、今自分に出来ることは何か考えるんだ。
『私に、できること...』
私はそう呟くとともに、ここを走り去った。
・
今の私にできること。
それは、
銀時が命懸けで守った、
『晴太くん!!!』
─────晴太くんを守ること!!
「Aさん!?」
痛む腹を抑えながら走り、やっと晴太くんの姿が見えた。
「...!お前、何でここにいるアルか!?」
「それに、血塗れじゃないですか!!」
『...えっ、えええ!!?』
すると、何と、ぐらさんとメガネくんが晴太くんの傍にいた。
なっなんでここにいるの!!?
「いたぞォ!!」
すると、百華達が来た。
『...!』
「...ッゆっくり喋ってる暇はないみたいですね」
メガネくんとぐらさんがそれぞれ構える。
「ここは私たちが食い止めるから、お前らは先行くネ!!」
『えっ!?』
「僕達は大丈夫ですから!Aさん、晴太くんを頼みます!」
『そんな...!』
メガネくんもぐらさんも怪我をしている。
なのに、たった2人でこの大勢を相手にするなんて...
「「はやく!!」」
『...!』
...そうだ。迷ってる暇なんてない。
信頼するんだ、仲間を。
『晴太くん、行こう!』
「うん!」
私と晴太くんは、一気に走り出した。
・
『ハァ、ハァ...』
百華達によってクナイやら刀やらが飛んでくるが、それを全て弾く。
走りながら百華達をなぎ倒す。
『クッ...』
「ッ、Aさん!大丈夫!?」
『だい、じょうぶ...!』
時折足がもつれるが、何とか持ち堪える。
『ッッ!』
すると、その一瞬を突かれ、腕にクナイを刺された。
あまりの痛みに、思わず膝をつく。
「Aさん!!!」
晴太くんが私の名を呼ぶ。
前を見ると、一人の百華がこちらに向かって刀を振り下ろす姿が見えた。
***
亀更新ですみません!!
テストが終わり、もうすぐ夏休みなのでこれからは今までより少し更新ペースが上がると思います。
これからも何卒よろしくお願いします。
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めぐぽん(*´・∀・)(プロフ) - こんにちは。一気に読ませていただきました。お話の続きが読める日がある事を祈ってます。 (2023年2月28日 14時) (レス) id: baf8bee298 (このIDを非表示/違反報告)
Rio - とても素敵な作品でした。(^^)♭ このお話の続きが気になってオールしました! (2022年9月18日 6時) (レス) @page13 id: 9824f121c1 (このIDを非表示/違反報告)
ぽいんせちあ - 大好きです、このお話。無理せず…いや無理してでも更新お願いします!! (2022年5月4日 10時) (レス) @page13 id: d1e9fea686 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこのみんと(プロフ) - とっても素敵なお話をありがとうございます!いつか修正が終わってまたこのお話が更新される日を心待ちにしてます(^-^)頑張ってください! (2020年9月22日 15時) (レス) id: dfbb799ac9 (このIDを非表示/違反報告)
もえ - 続きとても気になります!更新頑張ってください! (2020年3月6日 21時) (レス) id: ec56057e30 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ニコぱー | 作成日時:2019年6月11日 20時