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ある日
(ﾌﾟﾙﾙﾙ ﾌﾟﾙﾙﾙ
『ん？』
鶴丸「今の時代にガラケーか、流石だぜ」
『もしもし…』
『っ…！』(ｶﾞﾀｯ
厚「？どうした番長」
『いや、ちょっと外れる』
「番長！助けて！！」
「コイツらの居場所はあそこだ、助けたきゃ今すぐ来い」
『…わかった』(ﾌﾞﾂｯ
小夜「…番長？」
『…』
『…あ、ごめん。どうした？』
小夜「顔が怖いよ」
『え…』
小夜「大丈夫？」
『…おう、心配かけたな』(ﾆｶｯ
『今からちょっくら出掛けるわ、多分遅くなるから飯は悪いけど冷凍のやつで』
山姥切「ああ、わかった」
同田貫「きーつけろよ」
小夜「…」
それから、番長は夜になっても帰ってこなかった
…朝、
『お、おはよう。早いな』
鶴丸「おはようバンチョー！」
山姥切「いつ帰ってきたんだ」
『えっ早めに帰ったぞ、気がつかなかったんじゃねーの？』
山姥切「…そうか」
同田貫「あ？その怪我どうしたんだ？」
『あはは、朝階段から転んだ』
厚「気をつけろよな！」
小夜「っねぇ！…バn」(ﾑｸﾞｯ
鶴丸「しー、皆異変に気づいてるさ。ただ今はまだ確証が無いから黙っとこうな」
小夜「……わかった」
『あ、今日も帰りが遅くなるわ。飯は作りおきする』
鶴丸「おう！あんまり頑張りすぎんなよ！」
『ただの野暮用だって』
その日、次の日も番長は夜になっても帰ってこない
でも、朝には厨房でご飯を作っている
きっと夜中に帰ってきてるんだ
…それに、日に日に怪我も増えている
厚「…なぁ、ここ最近どこに出掛けてんだ？」
『内緒ーそれより、手合わせしようぜ』
心配になり、聞いてみるも答えてくれない
山姥切「…随分遅かったな」
『え、山姥切こんな夜中になにやってんだよ！早く中入ろうぜ！』
帰りを待っていても、いつの間にか番長はもう部屋で寝ていて聞き出せなかった
ーーー
厚「…番長、何隠してんだろうな」
小夜「…今日こそ絶対に聞き出す」
厚「おう、もうすぐ帰ってくる時間だ」
扉が開き、番長が帰ってきた
厚「おかえり、番ちょ…」
その姿は今までより遥かにボロボロで、立っているのもやっとな感じだった
小夜「番長っなんでそんなに怪我をしてるの…！」
『っうるせぇ！関係ないだろ!!』
小夜「っ…」
『あっ……悪い』
『今日はもう近寄るな、きっとあたっちまう』
『…ごめんな』
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山口産 - シンプルな感想カッコイイ。ありがとうございます！ (2018年4月3日 18時) (
レス) id: 0642f58747 (このIDを非表示/違反報告)
あろ - 面白いです。しかも、カッコいい (2018年4月3日 17時) (レス) id: 1688e836dd (このIDを非表示/違反報告)
山口産 - ありがとうございます…！さくら様！しかも面白いとか…めちゃくちゃ嬉しいです！ (2018年4月3日 0時) (レス) id: 0642f58747 (このIDを非表示/違反報告)
さくら - 面白かったので誰が作ってるんだろうと思いみてみましたら名前が似ていたもので笑笑 (2018年4月2日 20時) (レス) id: 8e86637dfb (このIDを非表示/違反報告)
山口産 - (ﾌﾞﾌｯ！？ え？まさか見てくださってる人がいるのんて思わなかったです…!!めちゃくちゃ嬉しいです、泣きます。本当にありがとうございます！あと名前変えたのによくわかりましたね！？ (2018年4月1日 21時) (レス) id: 0642f58747 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：山口産 | 作成日時：2018年3月25日 22時
