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今日はいよいよ合宿の日

合宿所に着いて高尾がまず言ったのは

"ボロい"だった。


来て早々失礼だろうと高尾が大坪先輩に怒られ

それぞれ荷物を置きに行った。



高「しっかしボロいねー

ほんとにここに泊まるのかよー

なんかでそうな感じー」


貴『ちょっと,そういうこと言うの止めてよ』


高「え!まさかお化け怖い感じー!?

だいじょーぶだいじょーぶ

俺も怖いからさ!なぁ真ちゃん」


緑「うるさいのだよ高尾」



そう言って中を歩いていると

見知った髪色の彼らを見た気がして3人で振り返った。



高「…って,あれ?」


火「ゲッ!!!!」


緑「っな!!!!」


貴『…は?』


黒「…どうも,お久しぶりです」



どうやら見間違いではなかったようで

驚きを隠せなかった。


黒子に至っては全くといっていいほど自然に挨拶をされ

そこまで自然に言われてもこちらは驚いて声も出せない。



緑「なぜここにいるのだよ!!!」


火「それはこっちの台詞だよ!!!」


高「秀徳は昔から

ここで一軍の調整合宿するのが伝統なんだと」


貴『久しぶり黒子』


黒「お久しぶりですAさん」



言い合っている真ちゃんと火神を横目に黒子と挨拶を交わした。


よくもまぁ飽きずに…。



緑「それがお前らはバカンスとはいい身分なのだよ

その日焼けはなんだ!」


火「バカンスじゃねぇよ!!」


緑「え…」


「ちょっと!!」



2人の言い争いを高尾と黒子と眺めていると

後ろから凛とした声が聞こえ

全員が目を向けた。


そこには



相「もう皆食堂で待ってるんですけど」


エプロンを着て

頬や服に血をつけ

血のついたナイフを持った誠凛の監督がいた。



全『「「「「ぇっ…………!!」」」」』



人でも殺してきたのかと疑うその姿に

皆言葉にならない声を上げた。


いやいやいや,私達今から殺されるの??



緑「おまえの学校はなんなのだよ黒子!!!」


黒「誠凛高校です」


緑「そういうことではないのだよ!!」


相「あれ?秀徳さん?」



なんか面倒臭いことになってきたんだけど…。

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るる(プロフ) - 花束を抱えてさん» 温かいコメントとても励みになります!少しずつにはなりますが、これからも更新頑張ります! (2020年6月21日 8時) (レス) id: c0c24767cc (このIDを非表示/違反報告)
花束を抱えて(プロフ) - 秀徳に合わせた原作沿いの作品でとても面白いです!!更新楽しみにしています!!応援していますよ(*´∇`*) (2020年6月20日 22時) (レス) id: 04dac8455e (このIDを非表示/違反報告)
るる(プロフ) - anii1202さん» ありがとうございます!頑張ります!! (2020年5月15日 22時) (レス) id: 0adac37250 (このIDを非表示/違反報告)
anii1202(プロフ) - 更新楽しみに待ってます。 (2020年5月10日 0時) (レス) id: 643105c71c (このIDを非表示/違反報告)
るる(プロフ) - すずなさん» ありがとうございます!これからも頑張りますのでよろしくお願いします! (2020年5月9日 22時) (レス) id: 0adac37250 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:るる | 作成日時:2020年4月6日 14時

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