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「たんじろ」
「なぁんだ?」





相当酔っている、いつもは伸ばさない語尾が伸びている。




「今日はどこ行ってたんですか」
「ひみつ」



頬を綻ばせて、顔が緩みきっているのはずるい
こんな顔で笑顔で見つめられたら誰でも三途の川渡っちゃうよ



「私と、お出かけ、どっちが大事なの」
「どっちも、Aだから。どっちも大事」




お出かけと私が一緒とはどういうことだろうか





「つまり?」
「これぇ、明日渡そと思って」

「髪紐…?」
「街の人にたくさん聞き込みをしたから気に入るはずだ、俺は長男だから頑張れた!」

「なんでこれを?」




私は首を傾げ、なぜ炭治郎が贈り物をしてきたのか理由を考えるが。皆目見当がつかない





「俺は、怒ってるんだ」
「え、たんじろ、」



「ものを送るのに、理由なんていらない。」



顔がぐいっと近づく、鼻と鼻がすれすれの位置



「鬼殺隊の男女の比率は圧倒的に男が多い、だから俺はAをどの男よりも、

独り占めしたい。」

「ちょ、炭治郎っ」




チュッと、首すじから下へなぞるように唇を擦り寄せる炭治郎は

まるで自分のものであると主張するような跡をつけ、匂いをつけるように頭を擦り寄せる





「俺は長男だから我慢出来るはずなのに、Aには抑えが効かない」

「んっ…」





なぞる手つきがいやらしくなってきて、私の服は少しずつはだけていった




「だからこの髪紐は、俺の所有物の証だ。ちゃんとつけるんだぞ?」
「うっ、脅迫だ…。」




髪紐で髪を結ばれ、わたしの項に唇を落とす




「これで、Aはおれのもの」
「ひっぁ」



「耳かんだだけでこんなに惚けてたら、先に進めないな」



その途端に炭治郎の目が眼光を飛ばし、私を深く抱き寄せ

耳元で息がふきかかるように囁く。









「続きはまた今度、な?」





_________
___________

我妻善逸ー蕎麦屋の二階→←竈門炭治郎ー制御不能



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廣岡唯 - しのぶさん愛しているぞ村田さん大好きだ (2023年4月2日 15時) (レス) @page17 id: 4e6dbece94 (このIDを非表示/違反報告)
黒犬(プロフ) - kanaさん» はじめまして!こちらこそお読み下さりありがとうございます!きゅんきゅんしてくれて嬉しいです(*´`)最後の村田にこれからも癒されちゃってください! (2021年9月1日 21時) (レス) id: 43c30b8faa (このIDを非表示/違反報告)
黒犬(プロフ) - ぱーむくーへんさん» お粗末さまです!拙い文章をお読み下さりありがとうございました(*´`) (2021年9月1日 21時) (レス) id: 43c30b8faa (このIDを非表示/違反報告)
kana(プロフ) - 初めまして!^^*完結おめでとうございます!(*´-`*)どのお話もキュンキュンしました(/ω\*)最後の村田さん,イケメンすぎました!(/// ^///) (2021年4月26日 22時) (レス) id: d202a80bf0 (このIDを非表示/違反報告)
ぱーむくーへん - 村田さぁぁぁぁん!!!イケメンが過ぎる。しゅきってなりましたありがとうございますごちそうさまでした (2021年4月17日 15時) (レス) id: 4fbbe91aff (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黒犬×96 | 作成日時:2020年3月19日 21時

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