酔った彼氏の本音【鬼滅の刃】【短編集】

竈門炭治郎ー制御不能 ページ1

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最近彼氏が嘘をついてる。

彼は嘘がつけない

嘘をつこうとすると必ず顔に出る、いや出るというレベルではない。嘘が顔で表現されているのだ





「すまないA！今日は善逸と約束があるんだ！」


「うん、わかったからはよいけ」
「また今度埋め合わせするからな！」






見てみなさい、この般若のような顔を。むしろこの顔は凶器だなと思える



本当は今日、私との逢瀬の予定だったのに。炭治郎は善逸を使って断ってる

善逸に聞こうと思っても、彼は嘘を隠すのが上手いから、事実を確かめようとしても上手くかわされてしまう、だから炭治郎で真実を確かめてみたいのだ。



酒の力でね。






今日もどこぞの女とほっつき歩いてるんだか、暴露させてやる

そんで炭治郎を誑かした女の目ん玉くり抜いてやる。






そして、

作戦は炭治郎が帰ってきた日の夜に実行された。







「たぁんじろぉ、お酒飲もっ」
「明日も早いぞ、今から飲んだら…」

「細かいことはいいんだよ、ほら飲みなさい！」



炭治郎がお酒に弱いことはとっくに調査済みなので、とりあえず飲ませる




「おつまみもあるよ」
「はぁ。仕方ないな、ちゃんと明日起きるんだぞ。」

「わかってますよ」




さて、どれだけ私にさらけだしてくれるのかな。

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