私とこの子と君たちと

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涼介side_

せっかくの休み家でゲームしたかったのに

裕翔と圭人に誘われて

ショッピングモールへ。


人多いんだよな〜。

２人とも楽しそうだな〜。

後ろから見てたらカップルみたいだ。



2人をぼーっと見ていると

足に何かがぶつかった。


ym「おおっ…。あぁ、ごめんね？

怪我ない？」


3歳ぐらいだろうか、小さな男の子が

仮面ライダーのポスターを持って

俺にぶつかりこけてしまった。


「ふぇ……ｸﾞｽｯ……うぇぇぇえん(泣)」


ym「ああ、ごめんね？

ほら怖くないから、ね？」

yt「どしたー？」

kt「山ちゃん？

その子迷子かな。」

ym「わかんね」


周りに母親らしき人はいない。


kt「ままは？」


「まま…ｸﾞｽｯ」


これは…無理だなー。









知念side_



大貴を仮面ライダーのショー

に連れてきてあげたはいいけど。





迷子になりました。



やると思った、絶対やると思った。


大貴はいい子だ、とは言ったけど

元気すぎる、力がありあまってる、



おまけにこんなデカいところ

連れてきたことなんて全然ないから

迷子にはなると思った。



ああ、どこ…



とりあえず大貴が行きそうなとこ、


仮面ライダーだよね。



でも1人で行けるはずがない、


とりあえず探そう。






「うぇぇぇえん(泣)」






大貴！


大学生らしき人にお世話されてる。



とりあえず大貴の所へ行こう

cn「大貴！



すいません！ありがとうござ、…います。」


え、まってこの人しってる。

え、うしろにいる2人もしってる。


ar「ままぁ(泣)ｸﾞｽｯ」

大貴に抱きつかれながら思考停止。

3人も固まってる。

ym「ち、ねん。



え、？まま？」

涼介らしき人が大貴にそう問う


ar「ぅん、ｸﾞｽｯ、だいきのまま」


あ、やばい

kt「…ちいちゃん？」


…とりあえず笑って逃げよう。


cn「…(苦笑)」

大貴を抱っこしその場を去ろうとすると


ｶﾞｼｯ

ym「まって、話聞かせて？」



逃げられない。

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