鬼狩りとヒーロー？２

42話 ページ14

you side



ﾏｲｸ《さぁ いきなり障害物だ！まずは手始め…第１関門ロボ・インフェルノ！！》

《入試時の0Pヴィランですね》


上鳴「マジだ‼︎入試ん時の0Pヴィランじゃねえか!!!」



「マジ！？ヒーロー科あんなんと戦ったの！？」



「多すぎて通れねぇ！！」



轟「一般入試用の仮装ヴィランって奴か」


八百万「どこからお金出てくるのかしら……」



『………いいな…』ﾎﾞｿｯ

別に競争がしたい訳じゃないけれど、入試は受けられなかったからロボットと戦ってみたかった。
……後で根津校長に聞いてみるか

相澤「………」



轟「(せっかくならもっとすげえの用意してもらいてえもんだな……)」



轟「クソ親父が見てるんだから」


地面に手を付き振り上げる動作でロボットを氷漬けにする轟君。

手慣れてるな……



相澤「……苗字」



『はい？』


相澤「＿＿＿＿」

『‼︎』


〜〜〜〜〜〜〜



「あいつが止めたぞ‼︎あの隙間だ！通れる‼︎」



轟「やめとけ、不安定な体制ん時に凍らしたから…」



CRAASSH‼︎



轟「倒れるぞ」




ﾏｲｸ《1ーA轟！攻略と妨害を１度に‼︎こいつぁシヴィー‼︎
　 すげえな‼︎ 1抜けだ‼︎アレだな、もうなんか…ズリィな‼︎》



相澤《……ここで、飛び入り参加が入るぞ》


ﾏｲｸ《……え？》



『………』

スタートゲートに立ち、軽く準備運動をする。


相澤《今から特待生の苗字が入る。順位には反映しないがまあ競い合ってくれ》

ﾏｲｸ《オイオイマジかよ‼︎》


相澤《よし、じゃあスタート》


『………』ﾀﾞｯ

ローファーのせいで走りにくい足に力を込め、前へ進む。
…せめて靴だけでも履き替えさせて欲しかったけれど………

『……まあいいか』


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