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那田蜘蛛山 ページ30

『ありがとうございました』

お婆さんにきりびをしてもらっていると…

「何すん『シー』…」

何かやらかしそうな伊之助の口をふさいで片方の手で頭を下げさした

「どのようなときでも誇り高く生きてくださいませ。ご武運を」

『お世話になりました』

私達はお婆さんにお礼を言ってから走り出した



那田蜘蛛山に向かっていると__

伊之助と炭治朗が何かしゃべっているのを微笑ましく思いながら走っていると…

「待ってくれ!」

善逸が呼び止めた

『ごめんね善逸。こんなところで止まっていられないの』

それに山から助けてって気持ちが溢れてる

「そうだぞ!善逸」

『ということで…行ってきます』

「伊之助行くぞ」

「俺に着いてこい!!」

『あらあら頼もしいわねぇ』

「腹が減るぜぇ」

「腕がなるだろ…」ガクガク

私達は走り出しました(善逸を抜いて)

「あ”、何だこれ」

伊之助の手を見るとクモの巣が絡まっていた

『クモの巣…』

「本当だ」

「何だクモの巣じゃねぇか。じゃま癖ぇ!」

伊之助が手を大きく振るから
 
『止めて伊之助。此方にもとんでくる』

ここまでとんできた

?あれ、彼処に人が…

『?彼処に人がいる』

「あっ!本当だ!階級癸、竈門炭治朗です」
 
炭治朗は急いでその人のところに行った

「癸…癸!何で柱じゃないんだ!癸なんて何人来ても同じだ!意味がない!!」

髪がサラサラな男の人が言った

そんなに強いのかな?鬼は


「ガァ!!」

『こら!伊之助!!』

「止めるんだ!」

伊之助がサラサラの髪の人を殴ろうとした

“止めて!お願いします!殺さないで!!”

!?誰?

『炭治朗…私は先に行くよ』

「え!姉さん!!??」

兎に角必死に走った

きっとあの恐怖の気持ちは鬼の物だから




しばらく走っていると…

白い髪をした鬼が立っていた

「何見てるの?」

げっ!バレた

『…君を助けに来たの』

「は?…本当に?」

『ええ、本当に』

「じゃあさ、僕の家族になってよ」

『?どういうきゃっ』

急に体が浮かんだ

『何!?』

「今忙しいんだ」

「少し待っててよ」

いつの間にか宙吊りにされていた

頭に血が上る…

『気持ち悪い…』ボソッ

一言喋るだけでどんどん糸がきつくなっていく

「ねぇお姉さん…君には家族って居る?」

『うん…居るよ…弟と妹が…ね…』

だいぶ苦しい…

「へぇじゃあ君には僕の“お姉さん”になってもらうよ」

『え?』

そこで私の意識はなくなった

累→←炭治朗達



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- 拾壱ノ型の凪って義勇さんしか使えないんでは? (2020年4月8日 6時) (レス) id: d5e1d3b75f (このIDを非表示/違反報告)
鈴香(プロフ) - ??禰豆子は2年間眠ってて炭治郎が最終選別から帰ってきた時に起きたのでは?? (2020年1月24日 21時) (レス) id: 433bf9ff90 (このIDを非表示/違反報告)
みけねこ - 更新楽しみです!頑張ってください。このあとの展開がわくわくする (2020年1月16日 19時) (レス) id: 717af831f6 (このIDを非表示/違反報告)
mo - 何故、炭治郎の姉に対する言葉が敬語なの? (2020年1月12日 0時) (レス) id: 6d81f54855 (このIDを非表示/違反報告)
梅干し太郎 - これからも頑張ってください!応援してます! (2019年12月27日 23時) (レス) id: 2e6efde964 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆうな | 作成日時:2019年11月14日 19時

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