つよく、はかない。

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大貴side



数日後



涼「いのおちゃん！」

涼「ゆーや！」

涼「ひか！！」


圭「ちょ……山ちゃん噛まないでよ。」



なんだ……この空間は。


いのちゃん、雄也、光くんを呼んだかと思ったら
「呼んだだけ〜」なんて言って。

移動したかと思ったら圭人に噛み付いて。


あー……圭人痛そうだな……

呼ばれた3人も戸惑いの表情を見せている。



メンバー全員で会うのは数日ぶり。

山田は笑顔だけど、少し痩せた気がする。

ちゃんと休めてるのかなって心配になってくる。

あのテンションも……ある意味心配だ。




「山田さん、休憩中申し訳ないんですけど…………」


山田は、マネージャーに呼ばれて楽屋を出ていってしまった。

『休憩中』なのに、山田にとって貴重な。



侑「急な取材だってよ。」



顔に出てしまったのか、会話をきいたらしい知念が教えてくれた。


ゆっくり休む暇もないって……

ストレスも溜まってしまうだろう。


他のメンバーも俺と同じ気持ちなのか、心配そうな目付きで山田が出ていった扉を見つめている。

･→←＿＿＿。《JUMP×やま》

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