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26話 ページ27










『あっ、真希先輩にパンダ先輩ッ!!』






私は2人に挨拶をするために近くに走り寄る。

すると、パンダ先輩の後ろからいn……じゃなくて、棘先輩がいた。









『あっ、棘先輩、!』




「いくら〜」









あれから棘先輩は私に冷たい視線を送ることはなくなった。

その代わりに私に甘々な視線を残すばかり。







直視なんて出来たものか。

視線を合わせることでさえ、恥ずかしい。









「やっとくっついたか、」



「俺らのおかげだなー」









なんて威張るパンダ先輩と微笑んでみてくる真希先輩。

真希先輩の笑顔は新鮮でとてつもなく可愛い。






パンダ先輩は何となくパンダ先輩だ。←

語彙力消えるほどパンダ先輩は普通。









『お陰様で……、』




「しゃけしゃけ、」









「付き合ったからってあんまりイチャイチャばっかりじゃダメだかんな?」









「しゃk……」


『え?付き合ってないですよ?』









「「はぁ??」」




「……高菜?」









『いや、ですから、付き合ってないですって』









Aと野薔薇の会話、

2年生組とAの会話を聞いただけでもわかるだろう。






なんせAの事だ。

恋愛に疎くて、付き合うだなんてことの常識を知らないのである。









Aの脳内で「付き合う」ということは、







A「好きです」


B「私もよ」




A「付き合おう!」


B「えぇ、そうしましょう!」









のような会話があってのものだと思っているのだ。









流石A……。

この場にいるみんながそう思った。









「す、すじこ、……」









「まぁまぁ、棘、落ち込むなって」



「Aに悪気はねぇだろ」









『えっ、何で棘先輩そんなに落ち込んでるんですか??』








(こいつ……、恋愛に疎すぎる)




(こりゃまだ一肌脱がないとなー、)




(俺だけ付き合ったと思ってたの……?)









『あっ、棘先輩、丁度良かった、今日一緒にお昼ご飯食べましょ?』





「……しゃけ、」









肩を並べて中庭に歩いていく2人。

その背中を見て真希とパンダは瞬時に悟った。









「まだ程遠いな」



「本当それな」








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椎茸の花(プロフ) - 神無月さん» え、ありがとうッ!!(((殴 (2021年2月17日 17時) (レス) id: 55f7429373 (このIDを非表示/違反報告)
神無月(プロフ) - 好きです!!!!(( (2021年2月16日 20時) (レス) id: 27e0c87bdc (このIDを非表示/違反報告)
椎茸の花(プロフ) - easy R!!さん» 乙骨君良いですよね〜、私も大好きです(●´▽`●)分かりました! (2021年2月16日 7時) (レス) id: 55f7429373 (このIDを非表示/違反報告)
椎茸の花(プロフ) - アップル姫さん» キュンがギュンですかww分かりました、棘君ですね!棘君は神ですよね(*`艸´)ニシシ (2021年2月16日 7時) (レス) id: 55f7429373 (このIDを非表示/違反報告)
easy R!!(プロフ) - えっと個人的に乙骨先輩が推しなので、甘々な感じの日常を書いて欲しいです! (2021年2月15日 22時) (レス) id: 1f230199f3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:椎茸の花 x他1人 | 作成日時:2021年2月7日 10時

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