好きなのに。【狗巻棘】《完結》 (ページ12)

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１１話ページ12

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皆さんもう少しでバレンタインですね～！！

皆さんは本命をあげたりすることありましたか？？

私は小一の時に、ノリで渡した記憶あります(*´艸`)

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『ッ、天雷風ッ！！！』

私の呪術は天候。

空の天気を操る……という訳ではない。

私の呪術は「作り出す」のだ。

私が転入してからずっと悟に習い続けた。

そして私は見事、天候を＂作り出す＂ことに成功した。

悟には

「さすがA、天候を作り出すなんてなかなかできないことなんだよ」

と言われた。

私が作り出すことが出来る天候は

「雷･雨･雪･風･氷･土」の６つ。

雷はそのまま目の前に雷雲を作り、

電流をありのままに流すことが出来る。

雨もそのままで、雨を作り出せる。

雨の種類は豊富で、優しい雨、激しい雨、斜めぶり、などがある。

主に私はこの３つを作り出す。

雪はあまり使えない。

というか防御に使う。

攻撃には向いていないが、雪を積み上げて、頑丈な壁を作る。

風は一番強力で、

自分が思い浮かべる強さの倍の強さが出るため、あまり使わない。

弱風は「ヒュー」という効果音がつきそうな風が

→「ビュォー」という効果音のような風に変わってしまう。

波風は「サァァ」という効果音がつきそうな風が

→「ザァァ」という効果音のような風に変わってしまう。

中風は「ビューン」という効果音がつきそうな風が

→「ビュォォン！！」という効果音のような風に変わってしまう。

そして強風は「ビュゥゥゥゥゥ」という効果音があまり掴めなさそうな風が

→「ブォォォォォ」というまるで特大ドライヤーの風のようになる。

強風に関しては台風にも余裕で勝つような強さで、

これに当たった呪霊は１秒も経たずに祓われる。

長くなったが次は氷だ。

氷は雹、氷柱、氷盤がある。

雹は知られているように当たると地味に痛い。

氷柱はグサッと刺す。

氷盤も防御で、これは雪より頑丈になる。

そして最後、土。

土は身の回りにある土を少し借りて、

自動的に泥団子とは言えない硬さの泥団子を作る。

泥団子以上に崩れやすい訳ではなく、

鉄のように硬いのだ。

コレで人間の頭から血を出せるほど。

この世界の天候に土は無いよね。

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