雪男の、もう1人の末っ子の話 7 (ページ31)

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オールスタードッキリ祭ページ31

《川島がトーナメント制の説明をした後‥‥》

スタッフ
「‥‥あの、川島さん。」

川「はいはい。」

スタッフ
「悠木さんのお名前が無いようですが‥‥。」

川「あぁ、彼はですね。今回は別枠で。」

スタッフ
「別枠。」

川「もう1つ、D.D.ドッキリを行うんですけど、
　その際に仕掛け人になっていただこうかな、と。」

・

《決勝戦まで終了後‥‥》

川「はいはい。みなさんお疲れ様でした。
　ところで、なんか変だなって思いませんでした？
　特に、彼〈悠木の背を軽く叩く〉関連のことで。」

岩「え？」

阿「？」

渡「いや、ゆきはボツでしょ、あれ。」

宮「‥‥翔太も？」

深「っていうか、トーナメント表に名前無いじゃん。」

ラ「あ！あれってそう言う？」

佐「ん？ラウールは何が分かった？」

目「？？」

向「なんなん？！まだ何かあるん！？」

川「はい、ラウールくん1番察しがいいですね。10点差し上げます。」

「んふ、」

ラ「10点って‥‥。」

川「というわけで、どうぞ！ドッキリで大号泣ドッキリです！」

「どうぞ〜。」

・

《時は戻り‥‥》

川「というわけで、来ていただきました。」

「川島さん、こんにちは‥‥。」

川「はい、こんにちは。‥‥と、いうわけでですね。
　これは、また、トーナメントとは別枠で仕掛けるドッキリです。」

「僕は、どうすれば‥‥？」

川「9人に、前もって自分に仕掛けられたドッキリを一緒にいる時に、
　悠木くんが仕掛けられる、ということを伝えておきます。
　それで、ドッキリされた時に、悠木くんが大号泣したとして、
　 9人はどんな反応をするか、というドッキリです。」

「僕は泣いたらいいんですか？」

川「はい。‥‥さぞかしいい反応をしてくれるでしょう、と。」

「泣く‥‥ちょっと待ってくださいね‥‥
　〈涙をこぼす〉‥‥あ、行けそうです。」

川「早いなぁ！というわけでですね、ドッキリで、大号泣ドッキリですね。」

《Dドッキリで、D大号泣》

・

《ちなみに、どんなドッキリが来るか知ってもらうため、体験して頂きました。》

・

《Dデスクから、D団長》

バァンっ

「わ、」

団「貴方のその反応、ベタで〜す！」

「んふ、」

・

《Dどんだけ、D大爆発》

パァンっ

「！！びっくりした‥‥。」

・

《ドン小西から、D大蛇》

「わぁ‥‥。え、生きてる‥‥。」

・

川『思ったより普通に楽しんでもうとるやん。』