狼青年にはご注意を。2

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ｶﾁｶﾁｶﾁ＿＿





狼青年はもう1人いる
彼の顔は真剣だった





ｶﾁｶﾁｶﾁ＿＿＿＿ｶﾁ









華｢Aー？｣




あ｢ん、なに？｣




華｢どうしたの、
めっちゃ怖い顔してパソコン打ってるよ？｣




あ｢ああ、何でもないよ。｣









華｢もしかして……｣




あ｢………………？｣




華｢Aも狼青年が怖くなっちゃったんでしょ？｣






もちろん今日のニュースも
華は朝から大騒ぎ

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あ｢そりゃ怖いよ…｣



華｢ほらやっぱり〜｣







怖いけどさ、
彼じゃないとしたら誰なの？
よく公園に行ってる私も襲われる可能性だって
その人を目撃した可能性だってあったはず






私も知らないうちに記憶を消されてるとか…？
考えれば考えるほどおかしくなる








侑｢珍しいじゃん｣



あ｢なにが？｣



侑｢信じるようになったの？｣



あ｢さすがにこんなに死人でてたら…ね。｣

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侑｢仕事終わったら真っ直ぐ帰りなよ？｣



華｢はーい、知念君送ってってよ〜｣



侑｢華とは帰り反対方向だからだめ｣



華｢ケチー｣









あ｢…………………｣



侑｢A？分かった？｣



あ｢ん？｣



侑｢今日はちゃんとまっすぐ帰ること。｣

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あ｢………………｣



侑｢約束して。｣



あ｢うん。｣

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でも、今日は＿＿







裕『明後日会えないかな？』






昨日知らない女の人と歩いてた、
裕翔に会う日









あの公園で。



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