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「宏光、当然俺にもやってくれるんだよな？」
「っ…な…」
勇吾が随分とニヤついた顔で俺を見ている。
間違いなく揶揄いの目だ。
「あっ、そうだよ、勇吾もやってもらいな。
何たって二人は恋人同士なんだから」
「…〜っ」
「お、圭吾よく言った。偉いぞ」
「え、…えへへ、勇吾に頭撫でてもらうの…、何だか久しぶりだな」
あぁ…っ、圭吾がかわいいっ。
さっきまでは勇吾がかわいいと思っていたけれど、今はかわいさのカケラも見出せないっ。
ちょっと優位に立ったからって楽しそうに…っ。
でも圭吾にやって勇吾にやらないなんてそんな意地悪な事をするつもりはないから律儀にフォークを受け取る。
そうなると勇吾は勇吾で恥ずかしがる俺を見たかっただけで本当にやるとは思っていなかったらしく、いきなり狼狽えだして冗談だからやらなくていいから鬱陶しいと悪態つきながら耳朶を赤く染めている。
俺はひと口掬い上げて、さっき圭吾にしたのよりも少し表情を甘くして優しく勇吾と名前を呼んだ。
「はい、あーん…」
「…っ」
観念したのか口をおそるおそるといった風に開ける様子がやっぱりかわいくて。
二人とも一般的に見ればかっこいい大人の男性のはずなのに、俺からしたらかわいくて堪らないんだ。
「…美味いよ」
「ふふ…」
照れてそっぽを向きながらも本音で伝えてくれる勇吾を、今ここで抱きしめたくなったよ。
ケーキを食べ終えてお茶を飲みながらゆっくりとした時間を過ごしている。
徐に立ち上がると一瞬双子が俺を見てきたけど、軽く微笑んで自室に戻る。
それから二つの包みを持ってリビングに戻り二人の名前を呼んだ。
「わ…！」
「ふふ、喜んでくれるといいんだけど」
「そんな…、ひろがくれるものなら何だって嬉しいに決まってるよ」
「じゃあまずは圭吾から…、はい」
圭吾に買ったプレゼントを手渡す。
開けていいと聞かれたからどうぞと言って促す。
丁寧に包装紙を開けていくところはほんとに性格が滲み出ている。
微笑ましく見つめていると、中を開けた圭吾はうわぁと感嘆の声をあげた。
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絢音(プロフ) - みぃちゃんさん» あら、どなたかと思えば…！宏光くんの双子に対する溢れんばかりの愛情を感じ取ってもらえてとても嬉しく思います♪えへへ…私も、双子を幸せにしたい一心で連載やってますから…！みぃちゃん、いつもいつもありがとうね(*´艸`*) (2019年6月30日 22時) (
レス) id: f3e37fdd05 (このIDを非表示/違反報告)
絢音(プロフ) - たいちゃんらぶさん» 大好きな宏光くんに誕生日を触れてもらえるのを今か今かとそわそわする双子は何とも愛らしいですね…！圭吾は宏光に恋愛感情は抱いていないけど、大好きで大好きで仕方ないんです(^^)ぎゅってして…って、躊躇いがちにおねだりする圭吾たんを私が抱きしめたくなります！ (2019年6月30日 22時) (レス) id: f3e37fdd05 (このIDを非表示/違反報告)
みぃちゃん(プロフ) - 太ちゃん誕生日おめでとう♪双子ちゃんと宏光にはいつもほっこりさせて頂いてます(*^^*)勇吾に愛を伝える所、圭吾をぎゅっとしてあげる所にはホロっとしました(´；ω；｀)絢音ちゃんの二人に対する愛も感じがしました♪ここでは初コメ！少し緊張しました(￣▽￣;) (2019年6月26日 9時) (レス) id: 8286bf0fde (このIDを非表示/違反報告)
たいちゃんらぶ(プロフ) - ♪ヽ(´▽｀)/こちらでもはっぴぃばーすでぃ(≧▽≦)圭吾のしてほことも聞いたげるシーンのそれぞれの表情に感動しちゃいました(´；ω；`)物凄く癒されております…( 〃▽〃)最初にふたりがソワソワしてるとこも可愛かったです(*/∀＼*) (2019年6月26日 6時) (レス) id: 38544530dd (このIDを非表示/違反報告)
絢音(プロフ) - たいちゃんらぶさん» 可愛い生き物がベッドにいたら無条件に癒されますね！ふふ、小ちゃいのにおっきい…。そう、みっくんはおっきいのです！笑 (2019年6月25日 11時) (レス) id: f3e37fdd05 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：絢音
| 作成日時：2019年5月26日 0時
