悪戯 ページ34
9、悪戯
side宏光
日曜の朝は少しだけのんびりとした時間が流れる。
朝起きて歯磨きをしている間はまだほぼ寝ぼけている状態で、半分以上目が開いてないまま手を動かす。
後ろに気配を感じてもすぐに振り返っておはようと言えるほど、休日の朝というのはまだ頭がはっきりしていないのだ。
「……はよ、宏光」
「おはよー…」
「何だ、随分と寝ぼけてんじゃねぇか」
「んー…」
口を濯いで顔も洗ってタオルにぽふっと埋もれれば、ようやく頭がシャキっとしてくる。
鏡に映る双子の片割れを見て、ミラー越しではなくちゃんと後ろに立っている顔を見つめ微笑む。
「…何だよ、人の顔じろじろ見て」
「ううん、何でもない。朝ごはん何がいい？」
「……卵焼き」
「分かった」
続いて歯を磨き始めた彼を残して、キッチンに立ちエプロンをつける。
卵を三個取って慣れた手つきで溶いていき、白だしとネギを加えて四角いフライパンに投入。
サラダと昨日の夕飯の残りを温めていると、もう一人がリビングに入ってきた。
「あ、おはようひろ」
「おはよう。あ、珈琲淹れるね」
「うん、ありがとう」
新聞を広げてニュース欄をチェックする姿を眺めながら自然と顔が綻ぶ。
淹れたての珈琲と一緒にシュガースティックを五本取り出して、コト…と目の前に置いた。
「…ひろ？俺いつもブラックだよ、忘れちゃった？」
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絢音(プロフ) - みぃちゃんさん» あら、どなたかと思えば…！宏光くんの双子に対する溢れんばかりの愛情を感じ取ってもらえてとても嬉しく思います♪えへへ…私も、双子を幸せにしたい一心で連載やってますから…！みぃちゃん、いつもいつもありがとうね(*´艸`*) (2019年6月30日 22時) (
レス) id: f3e37fdd05 (このIDを非表示/違反報告)
絢音(プロフ) - たいちゃんらぶさん» 大好きな宏光くんに誕生日を触れてもらえるのを今か今かとそわそわする双子は何とも愛らしいですね…！圭吾は宏光に恋愛感情は抱いていないけど、大好きで大好きで仕方ないんです(^^)ぎゅってして…って、躊躇いがちにおねだりする圭吾たんを私が抱きしめたくなります！ (2019年6月30日 22時) (レス) id: f3e37fdd05 (このIDを非表示/違反報告)
みぃちゃん(プロフ) - 太ちゃん誕生日おめでとう♪双子ちゃんと宏光にはいつもほっこりさせて頂いてます(*^^*)勇吾に愛を伝える所、圭吾をぎゅっとしてあげる所にはホロっとしました(´；ω；｀)絢音ちゃんの二人に対する愛も感じがしました♪ここでは初コメ！少し緊張しました(￣▽￣;) (2019年6月26日 9時) (レス) id: 8286bf0fde (このIDを非表示/違反報告)
たいちゃんらぶ(プロフ) - ♪ヽ(´▽｀)/こちらでもはっぴぃばーすでぃ(≧▽≦)圭吾のしてほことも聞いたげるシーンのそれぞれの表情に感動しちゃいました(´；ω；`)物凄く癒されております…( 〃▽〃)最初にふたりがソワソワしてるとこも可愛かったです(*/∀＼*) (2019年6月26日 6時) (レス) id: 38544530dd (このIDを非表示/違反報告)
絢音(プロフ) - たいちゃんらぶさん» 可愛い生き物がベッドにいたら無条件に癒されますね！ふふ、小ちゃいのにおっきい…。そう、みっくんはおっきいのです！笑 (2019年6月25日 11時) (レス) id: f3e37fdd05 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：絢音
| 作成日時：2019年5月26日 0時
