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「ねえ」
「っ…？」
いきなりすぐ側から降ってきた声に肩を竦めながら隣を見ると尖った肩しか見えなくて、いつ見ても高身長で羨ましいぜと内心拗ねながら目線をグッと上げた。
目が合うと、ふ…といつもの穏やかな笑みを向けられて、細い指が眉間をぐりぐりと押してきた。
「眉間に皺、らしくないね」
「玉…」
「ガヤが気になるの？」
「あぁ…、まぁなー…」
相変わらず過保護だねぇと呑気な口調で話しかけてくる玉を軽く睨むと、何その顔かわいいだけなんだけどって軽くあしらわれてしまう。
ちっちゃい子がそんな目しないのって断りもなく頭を撫でてくる。
無許可で触っていいのは太輔だけなんだからなっ…とは、さすがの俺でも言えずに仏頂面でされるがまま。
メンバーには結局甘いんだと遥か昔から自覚はある。
「そんなに気になるなら一緒に遊んできたら？」
「は…？」
「休憩時間くらい段取りとか難しい事考えなくてもいいんじゃない？」
「…誰が番組回すんだよ」
「そんなの、始まっちゃえばみつなら何とでもできるよ。俺が保証する」
「……」
適当な発言に文句を言う気力も無く笑えば、ほら行ってきなって後押しをされてしまう。
仕方がないと諦め太輔の側へ向かうと、今は女の子と二人で芝の上に座って何やら楽しそうに喋っていた。
近づくにつれてだんだんと話している内容が聞こえてきて、視界に入らないギリギリの距離で様子を見ようと足を止めた。
「たいちゃん、これあげる」
「なぁに？三つ葉？」
「うんっ、かわいいでしょー。
いちばんおっきなはっぱのやつえらんだんだよー」
「ふふ、ありがとう。大切にするね」
「わーいっ、たいちゃんやさしくてかわいくて、すきっ」
「あははっ、俺かわいいのー？
皆にはかっこいいって言われるんだけどな」
「うんっ、たいちゃんはかわいいっ。
あのねっ、……あー、みっくんだーっ」
「え？……あ、北山」
女の子と目が合ってしまい嬉しそうに名前を呼ばれ、太輔も振り返って気づかれてしまった。
よ、と軽く手を挙げて近づくと、女の子がふふふと可愛らしい笑い声をあげて太輔の袖を引っ張った。
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絢音(プロフ) - なっちゅんさん» なっちゅんさん、初めまして♪お話の中でリバになるのも好み…ふむふむ、得意分野です(*ﾟ▽ﾟ*)いつかこちらでもリバリバ挑戦してみようと思います。丁寧な挨拶嬉しかったです(^^)また遊びにいらして下さいね♪ (2019年3月7日 19時) (
レス) id: f3e37fdd05 (このIDを非表示/違反報告)
絢音(プロフ) - TAKEさん» TAKEさん、初めまして♪北藤タイプというありがたいお言葉嬉しいです！まさに私も北藤ならその構図が大好きです。はい、また遊びにいらして下さいね(^^) (2019年3月7日 19時) (レス) id: f3e37fdd05 (このIDを非表示/違反報告)
なっちゅん(プロフ) - はじめまして！私もリバップル推奨派です。ほのぼの素敵なお話でした、、！お話の中でリバになるのも好みなので是非よろしくお願いします！（完全に私得）これからも楽しみにしています。ご挨拶失礼しました！ (2019年3月7日 13時) (レス) id: c57fe71dba (このIDを非表示/違反報告)
TAKE(プロフ) - はじめまして！北藤があまりにもタイプだったので、堪らず挨拶をさせていただきますm(_ _)m TAKEと申します！北藤の醍醐味といえば男前すぎる北山さんと可愛い乙女な藤ヶ谷さんだと勝手に思っていまして、とてもキュンキュンしました！次も楽しみに待ってます！！ (2019年3月7日 0時) (レス) id: 664eb6a269 (このIDを非表示/違反報告)
絢音(プロフ) - ゆうりんさん» ゆうりんさん、こんばんは♪こちらにもコメント嬉しいです(^^)北藤の需要規模が想像以上に小さくカルチャーショックな気分です（笑）今回も反応見ながら次を用意するか考えてみますね(^^)読んで下さってありがとうございます！ (2019年3月5日 21時) (レス) id: f3e37fdd05 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：絢音
| 作成日時：2019年3月4日 22時
