２９５：どっちでもいい ページ42
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それから大我先輩は、図書室に通うようになった。
それは、サヤカさんに会う為。
そんな時にサヤカさんが出会ったのが、北斗くん。
北斗にクイズ出された！分かんないから大我教えて！って北斗くんと話した後、毎回聞きに来ていたサヤカさん。
だから、知っていたんだ。
ふたりが付き合った時には、何も知らなかったって顔をして��おめでとう��と言った。
自分が利用されてることも本当は知ってたって。
サヤカさんがどんどん北斗くんに惹かれていくのを、一番近くで見ていた。
北斗くんとサヤカさんが別れてすぐのこと。
サヤカさんは大我先輩に近付いた。
必死に離れて行こうとしていた大我先輩に。
始めは……分からなかったって。
もしかしたらって、思ったって。
だけどサヤカさんが切り出したのは、北斗くんとどうやったらやり直せるか。
大我先輩は、北斗なんかやめとけばって言った。
そして…好きだって言おうとした、って。
「その時あいつ、俺になんて言ったと思う？」
「……え？」
「どっちでも良かったって」
なに……それ。
「え……」
「北斗と俺、どっちでも良かったんだって」
「どういうことですか……」
◇
◇
◇
「どっちでもいいってなんだよ」
「だって、北斗も大我も顔良いしモテてるでしょ？３年の女子の中で結構話題になってるの知らない？」
「知らねーよ」
「まぁ、たまたま北斗の方がちょっと好みだったし…だって北斗優しいじゃん！」
「・・・」
「だからせっかく北斗に告白したのにさー、簡単に別れようとか言うし。まあ…北斗優しいけど真面目すぎるっていうかさ？つまんないなーって思ってたんだよね。だから大我でもいいかなって」
「は？」
「だって大我、私のこと好きでしょ？付き合ってあげてもいいよ」
「好きじゃねーよ。お前みたいなのいちばん嫌いだし、好きになんなくて正解だった。そんなんだから北斗にだって振られんだろ」
「……なんで、そんな風に人のこと平気で傷付けること言うの？私だって大我となんか付き合わなくて正解だったよ！」
◇
◇
◇
「どの口が言ってんだって思ったよ。そんなこと泣きながら言われても、なんとも思わなかった」
それからはもう、ダメだったって。
どっちでもいいとか、たまたまとか……そんなサヤカさんの気まぐれに大我先輩は酷く傷付けられた。
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chaka(プロフ) - らいおんさん» らいおんさん、大変大変お返事遅くなりました……💦すみません！夢主ちゃんの長年の恋がやっとやっと実りました！！超絶拗らせてる大我先輩には心臓取られちゃいますよね😂 (1月4日 18時) (
レス) id: 93153d1174 (このIDを非表示/違反報告)
chaka(プロフ) - JUJUさん» JUJUさん、大変大変お返事が遅くなり申し訳ございません💦おにいちゃんのともだちから！ありがとうございます🥰続編希望嬉しいです！いつか出せたらいいなと思ってますのでお楽しみに😌🫶 (1月4日 18時) (レス) id: 93153d1174 (このIDを非表示/違反報告)
chaka(プロフ) - 名無し78305号さん» 名無し78305号さん！コメント嬉しいです🥰だいぶ長編だったのにイッキ読み！ありがとうございます🥹💘私もこのお話の大我くんに恋しちゃってます😭(笑)続編希望嬉しいです！前向きに検討させて下さい🌸 (1月4日 18時) (レス) id: 93153d1174 (このIDを非表示/違反報告)
名無し78305号(プロフ) - 答え合わせを一気に読ませていただきました！終始涙が止まらず、今もずっと大我先輩に恋してしまっています😭🥺🤍もしよろしければ続編を大変希望しておりますのでどうかご検討の程よろしくお願いいたします🙇♂️🥺 (1月4日 5時) (レス) id: 51150dac50 (このIDを非表示/違反報告)
JUJU(プロフ) - おにいちゃんのともだちから戻ってきて改めて読みました！続編希望しすぎてます😭😭 (10月16日 20時) (レス) id: 20091c0e6c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：chaka
| 作成日時：2022年11月26日 18時
