男が婚約者なんて絶対いやだ！！！《休止中》

20話 ページ23

ﾊﾞﾝｯ
大きな音を立てて扉が開いた。
予想はしてたけどやっぱり来たか。ゴン君。

ｺﾞﾝ｢キルアに謝れ。｣
ｲﾙﾐ｢謝る？何を？｣
ｺﾞﾝ｢そんなことも分からないの？｣
ｲﾙﾐ｢うん。｣
ｺﾞﾝ｢お前に兄貴の資格なんてないよ。｣
ｲﾙﾐ｢兄弟に資格なんているのかな？｣

そうイルミ君が言ったらゴン君はイルミ君の腕を掴んで立たせた。

ｺﾞﾝ｢友達になるのだって資格なんていらない。｣

ゴン君の言ってること一理あるな。
資格か…絶対いらねぇー！

ｺﾞﾝ｢もう、謝らなくていいよ。キルアのいるところに案内してくれるだけで。｣
ｲﾙﾐ｢そしてどうする？｣
ｺﾞﾝ｢決まってんじゃん！キルアを連れ戻す！｣
ｲﾙﾐ｢まるでキルが誘拐でもされたような口ぶりだなぁ。あいつは自分の足でここを出ていったんだよ？｣
ｺﾞﾝ｢でも、自分の意思じゃない！お前らに操られてるんだから、誘拐されたも同然だ！｣

操ってたの？あれ。なんかしてるのは確かだけど。

ﾈﾃﾛ｢丁度その事で議論していたところじゃ。ゴン｣

うわー絶対面倒くさくなるって。俺寝ててもバレないんじゃね？よし、寝よう。





ﾈﾃﾛ｢ここにいる8人を新しくハンターとして認定する！｣

あれ、寝てる間に認定されちゃった。てへぺろ。







ｺﾞﾝ｢ギタラクル！キルアの居場所教えてもらう。｣
ｲﾙﾐ｢本当に連れ戻す気？やめた方がいいと思うよ。｣
ｺﾞﾝ｢誰がやめるか！キルアは俺の友達だ！絶対に連れ戻す。｣
ｲﾙﾐ｢後ろの2人も同じかい？｣
ﾚｵ｢当然よ！｣
ｲﾙﾐ｢いいだろう。｣

いいのかよ！！

ｲﾙﾐ｢教えたところでたどり着けないだろうし。｣

そうかぁ？絶対意地でも来るぞー？

ｲﾙﾐ｢キルは自宅に戻ってると思う。｣
ｺﾞﾝ｢自宅？｣
ｲﾙﾐ｢ククルーマウンテンの頂上そこに俺たち一族の住処がある。｣
ﾚｵ｢ククルーマウンテン？｣
ｺﾞﾝ｢わかった。ありがとう。｣

絶対にわかってないよ。

ﾋｿｶ｢いいのかい？殺し屋が自分のアジト教えちゃって♠｣
ｲﾙﾐ｢うん。別に隠してないし。地元じゃ有名だしね。まっ、彼らも言って見たらわかるよ。彼らと俺たちじゃ住む世界が違うってことがね。｣
ﾋｿｶ｢ん？♦｣
ｲﾙﾐ｢あっ、これ？折れてるよ。よくできた素材だヒソカが見守りたいって気持ちもよくわかるよ。｣

確かにいい素材かもね。念を習得したら面白そう。
今から何するんだろ。少しついて行こっと。

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