検索窓
今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:11,950 hit

私の友達の話 ページ12

11.



私の一日の話はどうだったかな?

自堕落だっただろう? 気ままだったろう?

そう思ったのなら、私の勝ちだ


今回はちょくちょく、話に出てきた私の友達の話


私の友達は二人

胸を張って言えるのはこの二人だけ

一人は違う学校

最近、連絡を取ってない

これは100%私が悪い


今日はもう一人のよく出る方の友達


私は友達に依存している

彼女、いや、彼は優しい

だから、私は依存してしまう

いや、私が依存している

彼とはかれこれ、7年超の付き合いになる

といっても、最初の3年間は、ほどほどの付き合いといった感じだった

きっかけは中学校に進学してからだ

そこで、もう一人の友達とは分かれてしまってね

知り合いも少ない学校だったから、私は彼に依存するようになった

知らない事ばかりというのは恐ろしいね

それから、私は彼に依存した

寄生虫のようだよね

宿主がいなくなったから、次の新しい宿主に替える

私は都合のいい女だ

そして、彼は都合のいい友達だった


彼女、いや、彼は女だ

でも、心は男

友達も男の方が多い

いわゆるトランスジェンダー

だから、ここでは彼と表記することにする

最初はわかりやすいようにめんどくさい書き方してたからね

これで、少し楽になる


彼は明るい

クラスの中心とまではいかないが、それに近い立場だ

彼にはいろんな人が集まる

彼は友達と呼べるほど、仲のいい人なんていないよ。オレは都合のいいやつだよ。友達と呼べるのはお前ぐらいだ

そう、彼は言ってくれるけど、私には遠い

彼は、ほとんど学校に行かない私にとって、知らぬうちにどんどん、遠い人になってしまった

寂しい

そう思ってしまう、私は厚かましいだろうか?

おこがましいだろうか

最近、そんなことを考える


彼の家は裕福ではない

彼は中学生と言えぬくらいに忙しい

眠れない。忙しい

彼はよく、そう私に話す

でも、私には何もできない

なにかしたいと思うけど、私には何もできない

口先だけの頼って、の言葉

何もかもが悔しくて、情けなくてしょうがない

彼はこんなにも私に優しくしてくれて、手伝ってくれたのに私は何もできない

応援するだけ

頑張って!

そう、言うだけ

重い

私が今まで積み重ねてきた()が、重く、重くのしかかる


実際、彼はここに書けるぐらいの闇と、ストレスと、病を患っている

リスカだってしてたからね

私なんて路傍の石ぐらいの悩みだ

私の友達の話 2→←私の話と私の一日の話 3の話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (53 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
11人がお気に入り
設定タグ:オリジナル , 実話 , 日記 , オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:潮見 不可 | 作成日時:2022年9月21日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。