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「…テメェは攻撃しねぇだろ。」
彼は私に背を向けながら言った。
「何故そう言い切れるの?」
私の個性は薬にもなるが本来は毒として使う。
それなのに攻撃しないって言えるなんて…どうして。
「お前に殺気とかを感じねぇ。自分自身をわかっていないみてぇな、
あやふやな存在って感じがする。」
「...」
「図星か?」
彼はニヤニヤと笑いながらこちらに顔を向けた。
「…そうだね。私はヴィランになって何がしたいのかとか
わからないの。わからないことが多すぎるのよ、私は。」
「...」
「まぁ、私の話なんて面白くないからさ。
爆豪君の話を聞かせてよ。」
「はぁ?なんで俺がぁ。」
「良いじゃない、私ばかり情報出して不公平よ。」
「いや、俺はまだテメェ自身の情報を全然聞き出せてねぇ。まず名前!」
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作者名:rico | 作成日時:2022年7月6日 6時