灰谷兄弟の長男［男主］

forty four ページ45

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車に揺られて数十分

裏切りをした会社の前に着いた

会社といってもそれは建前でその建物は典型的な反社のアジト


作りとしては梵天のアジトみたいな感じ


梵天と違うところは仲間で群れていること

いかにも弱いやつらがすることだ




春「どうするA？」


『俺がドアを開けたら閃光弾を中に投げ込むから春
千夜は中に麻酔銃を打てるだけ打て』


閃光弾を準備しながら春千夜に言う


『じゃあ行くよ。』


ガチャッとドアを開ける


それと同時に閃光弾を投げ込む

「な、なんだ！？！！」


春千夜が銃弾を打ち込む


悲鳴や叫びが聞こえる


うまく当たっているようで安心




閃光弾の効果が消え部屋の中は眠った奴らであふれていた

『さすが春千夜。No.2の実力は劣ってないね』


春千夜に言うと鼻で笑われた


春「俺より実力は上なのに何言ってんだ」


『素直にありがとうって言えばいいのに』


部屋を移動しながら春千夜に言う


春「それよりAだったら余裕でトップ2なれるだ
ろ？なんでお前譲ってんだよ」

ヤクが切れたのかイライラしながら話す春千夜

『俺は蘭と竜胆と出来るだけ一緒にいたいからね。
トップ2になったら仕事増えるだろ？蘭と竜胆と会
えない時間が増えるのは勘弁。』

ヤクを取り出しながら答える

『はいどーぞ。』


春千夜の口にヤクを入れて次の部屋に入った

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