スキズとひみつレンアイ part4

161 ページ11

　
MG「じゃあ車出すからみんなシートベルトして〜」



みんな「はーーーい」





一斉にシートベルトを締めだすメンバー達




　
『…ねぇねぇジョンイナ』





私は隣に座ったイエニの肩をトントン叩いた


なるべく周りに聞こえないように小さな声で

　



IN「ビニヒョンの事でしょ？」



『そう、あれ何？』



IN「んー、多分だけど…。マネヒョンが少し女好きって話、もう聞いた？」



『うん聞いた、君の隣にいるスンミナから』



イエニは右隣にいるスンミンの方を見た




SM「1番重要な情報でしょ」



イエニとスンミニが小さくハイタッチした



　
『だから何だってのよ』



IN「きっとビニヒョンが気遣ってヌナを後ろに座らせたんだよ、仮病でも装っておけばマネヒョンもダメって言えないでしょ」




『あ〜！なるほど！…え？？めちゃくちゃいい男じゃん、ソチャンビン』






助手席に座るビニに目を向ける



結構な距離離れてるのに自分の名前だけは聞き取ったのかチャンビンは後ろを向いてウインクしてきた



　
IN「やーー！舌は出すなー！」





BC「え？？なに？」



SM「何でもないよヒョン、いつも通りビニヒョンの構ってタイムが始まっただけ」






MG「こらチャンビナ、お前は大人しく寝てなさい」



CB「…はーーーい、ヒョン。空港着いたら起こして下さいね！」











静かな車内



　
私もイヤフォンを装着し寝よう



　
そう思った時






　
イエニが自分の肩をトントンと叩いた


　

『え？』



IN「寝るなら僕にもたれかかっていいよって」




小声でそう言ったイエナ




　
『…ウッ…可愛い…良いんですか…』





IN「なにそれ、ははっ。もちろん」





私はお言葉に甘えてイエニの肩に寄りかかった



　
そしてイエニも私に体重を預けてきた



　
　
『(え…なんかこれ…恥ずかしいんだけど…)』




そんな私達を見兼ねたスンモはイエニに寄りかかる






側から見たらきっとその光景が可笑しくて、私は笑いそうになった



　
　
イエニちゃん、ほんと筋肉ついたなぁ…




　
　
私はそんな事ばかり考え、眠りについた



　


　


　
　
　

　
HN「なんかイエニ達凄い静かじゃな…い……って、ちょっとチャニヒョン！」



BC「んあ？」



HN「見てよ後ろ、可愛すぎない？この3人」



BC「！オモオモオモ〜、、、、ハナ、写真撮っとけ！」




HJ「いーーなーー」

162→←160

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す