来週もまたここで (ページ6)

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6,夜ページ6

＿貴方side＿

あれからないくんと手を振って別れ、まだ少し夕日色に染まっている家までの道を進む。

今まで同僚のしか持ってなかった連絡先も交換して、〚ないこ〛という文字がスマホの連絡アプリに刻まれた。

「また月曜から頑張ろっ…！」

家に着くと、ゆったりとシャワーを浴びて音楽をかけながら湯船に浸かる。

湯船から上がり机に置いたスマホに目をやると、

【メッセージ１件】

と表示されていた。

濡れた髪をタオルで覆い、連絡アプリを開き見てみると、

ないこ今日はありがと、凄い楽しかった〜!来週も楽しみにしてるねー!

と、一番上に。

Aこちらこそほんとにありがと、私もめっちゃ楽しかったよ。来週また待ってます!

急いで返信して、画面を閉じ、髪を乾かす。

同僚以外の男性と、ろくに話したのはいつぶりだろう。

でも、、、

＿＿ないくんとはもっと話したい＿＿＿

まだ連絡アプリはさっき私が送ったメッセージが一番下にある。

それに続けておやすみ、と一言だけ入れてベットに入り、いつの間にか私の意識は遠のいていった。