一目惚れしたのは獣耳少女達でした２【そ/ら/る】【う/ら/た/ぬ/き】

９５話 ページ46

ルーシーside

『…』

とりあえず、彼方は大丈夫だと言うけど警戒する。

やだ…耳触ってきたもん……。

天「まぁ…とりあえず、96ちゃん手当…」

そう翔太が言うと一斉に皆がこっち見た。

浦田、出来そうじゃん…。

そ「手当してあげて？」

『………………分かったよ…彼方が言うなら……手当ぐらいはする…。

でも、また触ってきたら今度は噛みちぎる…』

「……うっ…すまん」

『とりあえず、こっち…』

そう言って、ソファに誘導して救急箱を持ってくる。

ラビは猫の女の子がルーシーに何かしないか監視してくれてた。

「……なんか慣れんわ…可愛い女の子に囲まれてるなんて……。そういや、名前はなんて言うん？」

ラビ「……ラビ」

『ルーシー…』

「わしは、響希棗！よろしくな」

…まだ、耳触ったこと根に持ってるから……。

そう思いつつ、ちゃっちゃと終わらせる。

早くご飯作りに行きたい……。

96「ふぉおお……凄いなぁ…」

ラビ「ルーシーなんだから、当たり前」

ラビの褒め言葉にラビの頭を撫でてから、立ち上がった。

『……じゃあ、ルーシー…ご飯作ってくる』

ついでに、救急箱も元の場所に置いてこよう。

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