検索窓
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:27,114 hit

54話 ページ5

ラビside

買い物を終えて、僕らは家に帰った。

それで僕はルーシーに話を聞いてもらう。

ルーシー「…それで…何があった…?」

『あっ…のね…ちゅーされた』

ルーシー「ちゅー……?」

『うん…今までおでこにちゅーしてくれてたんだけど…

今日急に…唇にチューされたの…』

ルーシー「…それであんな気まずそうだったのか」

『…うん…だっ…だって…顔…見れないもん…恥ずかしいもん…』

思い出すだけでまたドキドキしちゃうよ…。

ルーシー「…そんなに気まずい…?」

『気まず…い…かも……』

うぅ…恥ずかしい…何度も思い出しちゃうや…。

うらたは助けてくれただけなのに…なんでこんなに恥ずかしがってるんだろう、僕…。

ルーシー「…確認だけど…喧嘩…ではない?」

『…喧嘩じゃ…ないよ…?』

ルーシー「…わかった」

『それじゃ…僕寝てるから…』

ルーシー「…うん」

僕はそのまま布団に潜る。

バタンと音がしてルーシーは部屋から出たことがわかった。

一気に寂しさがこみ上げる。

『っ…ひとりやだ…だれか…』

そう思ってると扉が開いて人が入ってきた。

「…ラビ?…寝てんの…?」

うらたっ…!?!?つい声に反応して体が動く。

う「…起きてんな」

『あっ…ぅ…///』

う「…さっきは…ほんとに悪かった」

『えっ、と…びっくりしたけど…大丈夫…だよ…』

う「なら顔見せねぇのはなんで?」

それは言えないよぉっ…。

う「……はぁ…まぁいいわ…そのままでもいいから聞いて

…俺はラビが好きだよ、女の人として」

僕はしばらくその言葉の意味を理解できなかった。

55話→←53話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (20 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
35人がお気に入り
設定タグ:そらる , うらたぬき , 歌い手
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

柚香(プロフ) - 絵が上手くなりたいさん» あっ…wそうです、指摘ありがとうございます!直してきますね! (2020年6月9日 14時) (レス) id: 3ba3876e5d (このIDを非表示/違反報告)
絵が上手くなりたい(プロフ) - ルーシーのセリフのまた噛み付いてきたら噛みちぎるとありますが、また触ってきたら噛みちぎるとかではないでしょうか?細かくてすみません…続編おめでとうございます! (2020年6月9日 12時) (レス) id: e48c7240eb (このIDを非表示/違反報告)
柚香(プロフ) - haru☆さん» ありがとうございます!更新楽しみにしていただけるよう頑張ります! (2020年6月6日 16時) (レス) id: 3ba3876e5d (このIDを非表示/違反報告)
haru☆(プロフ) - 続編おめでとうございます!読むペースがやっと追いついて来ました…ふう()更新楽しみにしてます、無理せず頑張って下さいね〜 (2020年6月6日 11時) (レス) id: 8a171a65b4 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:千風凛&柚香 x他1人 | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2020年6月5日 12時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。