54話 ページ5
ラビside
買い物を終えて、僕らは家に帰った。
それで僕はルーシーに話を聞いてもらう。
ルーシー「…それで…何があった…?」
『あっ…のね…ちゅーされた』
ルーシー「ちゅー……?」
『うん…今までおでこにちゅーしてくれてたんだけど…
今日急に…唇にチューされたの…』
ルーシー「…それであんな気まずそうだったのか」
『…うん…だっ…だって…顔…見れないもん…恥ずかしいもん…』
思い出すだけでまたドキドキしちゃうよ…。
ルーシー「…そんなに気まずい…?」
『気まず…い…かも……』
うぅ…恥ずかしい…何度も思い出しちゃうや…。
うらたは助けてくれただけなのに…なんでこんなに恥ずかしがってるんだろう、僕…。
ルーシー「…確認だけど…喧嘩…ではない?」
『…喧嘩じゃ…ないよ…?』
ルーシー「…わかった」
『それじゃ…僕寝てるから…』
ルーシー「…うん」
僕はそのまま布団に潜る。
バタンと音がしてルーシーは部屋から出たことがわかった。
一気に寂しさがこみ上げる。
『っ…ひとりやだ…だれか…』
そう思ってると扉が開いて人が入ってきた。
「…ラビ?…寝てんの…?」
うらたっ…!?!?つい声に反応して体が動く。
う「…起きてんな」
『あっ…ぅ…///』
う「…さっきは…ほんとに悪かった」
『えっ、と…びっくりしたけど…大丈夫…だよ…』
う「なら顔見せねぇのはなんで?」
それは言えないよぉっ…。
う「……はぁ…まぁいいわ…そのままでもいいから聞いて
…俺はラビが好きだよ、女の人として」
僕はしばらくその言葉の意味を理解できなかった。
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柚香(プロフ) - 絵が上手くなりたいさん» あっ…wそうです、指摘ありがとうございます!直してきますね! (2020年6月9日 14時) (レス) id: 3ba3876e5d (このIDを非表示/違反報告)
絵が上手くなりたい(プロフ) - ルーシーのセリフのまた噛み付いてきたら噛みちぎるとありますが、また触ってきたら噛みちぎるとかではないでしょうか?細かくてすみません…続編おめでとうございます! (2020年6月9日 12時) (レス) id: e48c7240eb (このIDを非表示/違反報告)
柚香(プロフ) - haru☆さん» ありがとうございます!更新楽しみにしていただけるよう頑張ります! (2020年6月6日 16時) (レス) id: 3ba3876e5d (このIDを非表示/違反報告)
haru☆(プロフ) - 続編おめでとうございます!読むペースがやっと追いついて来ました…ふう()更新楽しみにしてます、無理せず頑張って下さいね〜 (2020年6月6日 11時) (レス) id: 8a171a65b4 (このIDを非表示/違反報告)
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