一目惚れしたのは獣耳少女達でした２【そ/ら/る】【う/ら/た/ぬ/き】

７０話 ページ21

ラビside

他に人がいる…。見えなくてもわかる…危険…。

けど…ついて行ったら……うらたとは…。

…

『…望んでないなら…手を引けばいいんじゃないの？』

「お父様方に言われてるんだ」

『…へぇっ…ふふっ…弱いねぇ』

「なっ…」

『お父さんに逆らえないんだ…独り立ちできない弱虫さんだねぇ』

ルーシー「ラビ！煽ったら…！」

「っ…！」

『外に人いるのは知ってるよ

でも…一人じゃなぁんにもできない弱虫さんだねぇ』

「お前黙れよ、何もできないのはお前らもだろ」

『…

今僕、あんたに抵抗してるの…わからない？』

「っ…！」

『あんたみたいな人間…大ッキライ…

一人じゃなぁんにもできないのに威張っちゃって…

それにどうせ脅すんでしょ？

弱いねぇ

それとね、ラビすぐぴょんって飛べる。

窓から人が来たらそこにすぐ飛んで蹴ってあげるねぇ

ラビ、もう怒った。

うさぎさんも怒ってる。うさぎさんはここの皆の味方。

うさぎさんも、ここに皆のこと大好き。

だから…皆に何かしてきたら…たくさん噛まれちゃうかもねぇ』

にっこり笑ってそういう。

うさぎさんはここにはたくさんいる。

うさぎさんは皆のこと大好き。

だから…この人達に怒ってると思う。

もしかしたらうらた達に何かするかもしれないから。

何かしようとしたらすぐ噛まれるね。

『…望んでない結婚なんて辞めればいい。

だって、ラビも望んでない。

だから…さっさと失せて』

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