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〆．
お昼ご飯を食べる時も、もちろん別。
私は基本友達と食べるけど、その友達が他クラスの子と食べるとか食堂に行くとかだったら一人。
寂しいと思ったことは無い。
同じように一人で食べてる人もいるから浮かないし。
大毅くんは他のイケイケ男子たちと教室の真ん中で食べてるけどね。
「いただきまぁーっす！！」
大毅くんの元気な声につられ、他の人たちも口々に「いただきます」と食べ物への感謝を述べる。
「しげのは相変わらず美味そうやなぁ」
「え、ハンバーグちょうだいや」
「やるわけないやろ！！近寄んな、見んな！しっし！」
「見るくらいはええやろ」
子供か。
でも、本人たちは意識してない(そもそも知らない)だろうけど、自分が作ったご飯を褒めてもらえると嬉しい。
「いただきっ！……んまー！！」
「は！？お前何勝手に食うとんねん！！」
いつも「美味そうやな」と笑う神山くん。
いつもおかずに興味津々な藤井くん。
いつもいつの間にかおかずを一品奪っていく小瀧くん。
大毅くんの周りの人たちは賑やか。
「これって親に作ってもらってんの？」
「え、ん、あー……家族や！！」
「家族？姉ちゃんとか？」
そう言うしかなかったのか、はたまた本当にそう思ってくれているのか。
大毅くんの「家族」という言葉に、心が暖かくなった。
将来結婚するのだからいずれそうなるのだけれど、形だけでなく、気持ちもその方向に向いてくれているなら素直に嬉しい。
「まさか愛妻弁当かー！！？？」
「ぶぉっ！？？！」
「きったな！！お茶出すなや！！」
「うわ、耳赤……。いや、ないやろ。しげに恋人できるんやったら俺らにもできるはずやん」
「流星なにげに酷いこと言うてんな、間違ってへんけど」
「おい！！」
零したお茶を一生懸命拭く大毅くん。
ティッシュあげたい……でも話しかけるようなキャラじゃない………学校だから下手に喋れないし。
ソワソワしていると、神山くんと目が合った。
〆．
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まりん(プロフ) - 続き気になります！ (2019年5月2日 10時) (
レス) id: b59f2ee03b (このIDを非表示/違反報告)
神なな - ほんとにぃっ！なんですか！？こんな可愛いお話…ヤバイですよー！シゲに抱きつかれるなんて夢のそのまた夢の夢の夢の…夢の…y‥更新頑張ってください！！！！次も必ず見ます！読みます！叫びます！ (2019年5月1日 19時) (レス) id: 23077af701 (このIDを非表示/違反報告)
A - な！なんですか！？！？このほのぼのかわいいお話は私今まで見たお話でいっっっちばんすきなお話かもしれないです！大変かもしれませんがこれからも更新頑張ってください！！ (2019年4月30日 21時) (レス) id: fe81496d1f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はゆな
| 作成日時：2019年4月30日 15時
