上弦、パワハラ会議に出席してしまったらしいよ ページ19
．
珍しく隣に座っている上弦の弐にいつもの貼り付けたような笑顔がない。
それもそうだろう。
目の前の無惨様からとんでもない殺気を浴びせられているのだから。
どうしてこうなったのか…。
遡ること2時間ほど前。
Aを見つけた、と童磨のやつが報告しに行った。
しかし血を飲ませることをしくじり連れて帰って来れなかったそうで。
そして今に至る。
無「……私の血を猫に飲ませたと？」
童「…申し訳ございませぬ」
無「謝罪は聞いてない、それでお前はのこのこ帰ってきたのか？そんな報告をするためだけに？」
童「ですが、無惨様。Aちゃんの力は強すぎます。俺達だけではどうしようもな((」
グシャッ！！
俺の頬に飛び散った生暖かい液体が付着した。
横に目をやると童磨のやつはいなかった。
端の方で肉片が再生しているのが見えた。
半「ひぃぃぃ！！お許しくだされ！」
黒「……。」
玉「しかし、無惨様！わたくしめもそう思います！
A様の力は我々が束になろうともかないませぬ！」
無「泣き言は必要ない。役に立てないのなら
お前達を殺すだけだ。」
玉(そ、そんな……！でも強引なところも素敵…ﾄﾞｷﾄﾞｷ…)
童「どうやら、あの竈門炭治郎という子供に執着しているみたいですよ」
無「やはり、外に出すべきではなかったか…
まぁいい。竈門炭治郎を殺せば問題ない。
花札の耳飾りをつけた鬼狩りを
見つけ次第、殺せ。必ずだ。」
猗「…御意」
黒「……分かった」
童「はい、無惨様」
半「ひぃぃ……承知致しました」
玉「畏まりました…」
ﾍﾞﾍﾞﾝｯ
琵琶女の血鬼術で無惨様は再び姿を消した。
猗「……」
童「いやぁ、殺されるかと思ったぜ」
黒「Aは…何故…命令に背く……」
童「あのお方よりもあの子供のことが気になってるんだよ、きっと。」
黒「人間に……興味を…持ってしまった…のか」
猗「……。」
俺は小瓶を取り出して手のひらでころころと転がした。中の液体はドロリドロリと波を打った。
彼奴はおそらくこれを飲むと記憶が消えることを知っている。だから拒むのだろう。
黒「…気を失わせて……飲ませる…しか…あるまい」
童「俺はあんまり傷つけたくないんだよなぁ。」
＿＿＿忘れたくない事は誰にでもあるだろう
忘れたいことが誰にでもあるように。
俺は無限城を後にした。
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ロゼ(プロフ) - あら、お友達と鬼滅の刃ごっこ！楽しそうですね！私もやりたいです！by友達はネットにしかいない人 (2020年3月6日 17時) (
レス) id: a5d276ecd2 (このIDを非表示/違反報告)
かふぇにっと(プロフ) - チョコレートさん» チョコレートさん、あけましておめでとうございます！！少しお待ちくださいねー(＊´ ∨｀) (2020年1月3日 13時) (レス) id: c7608c62ab (このIDを非表示/違反報告)
チョコレート - あけましておめでとうございます！今年も宜しくお願い致します！続きめっちゃ気になります (2020年1月2日 23時) (レス) id: dcdae6c8af (このIDを非表示/違反報告)
かふぇにっと(プロフ) - あやはさん» あけおめでございます！ 読んで頂きありがとうございます！ (2020年1月2日 20時) (レス) id: c7608c62ab (このIDを非表示/違反報告)
あやは(プロフ) - あけましておめでとうございます！！あらら…これからどうなるんでしょうか…気になりすぎます！ (2020年1月1日 0時) (レス) id: 6eaa72729c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：翔月 | 作成日時：2019年12月5日 0時
