Episode 25 ページ25
目が覚めた。二人よりも先に。
欠伸をこぼし、ボーとしていると
目の前に寝てるうっつんが自然と視界に入った。
どういう状況なんだ今は。
状況把握に頭を回していると、腰に手が回っていることに気付いた。
目の前にうっつんがいるから、後ろにいるのはマンちゃんだ。
すぅすぅと息をする音が聞こえる。
狸寝入りしていることは無いだろう。多分だが。
……何も考えるなわたし。
というか、どうして私はマンちゃんの抱き枕のようになっているのだろうか。
マンちゃんの長めの髪の毛が、首裏にあたって擽ったい。
目の前にうっつんがおり、どうしても色々視界に入る。
マンちゃんに負けない長めのまつ毛に、透き通るような白い肌。
寝顔をガン見する趣味はないが、どうしても目に入ってしまう。
こんなになったのは彼らのせいだ。絶対に。
首筋、鎖骨が目に入る。………邪念よどっか行け。
……とにかく私はここから出たい。
今すぐに出たい。
うっつんが握っていた私の手は、案外スラリと抜けた。
問題は私の腰に回っている手の主だ。
そっと、彼が起きないように
私の腰に回っている腕の上に自身の手を乗っける。
そして出来るだけ優しく、ゆっくりと剥がそうと試みる。
「ん……」
少し唸るような声がして、剥がそうとした私の手が止まる。
マンちゃんの腕が少し上に上がった、そしてキツくなった。
私の項あたりにマンちゃんの顔が埋まった。
『ﾋｪｯ…』
あかん。それはあかんよ。マジで。
……あ(昇天)
…じゃないｯ早くこっから出ねぇと。
スっとできるだけ素早い動きで腕をどかし、布団をかけ直し、
ついでに少しはだけきっていた服を元に戻し、リビングへ行った。
目覚ましに暖かいココアを入れて、飲みほす。
それはもうでっかいため息が私の口からこぼれでた。
ココアを飲み終わり、どうせならと思い、冷蔵庫を開けて
作れるものを確認し朝ごはんを作る。
さっきあったことを忘れようと頑張りながら、作るのに集中する。
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くれいのあ(プロフ) - BANDさん» ありがとうございます！<(_ _)>〈 ｺﾞﾝ!〕 (2021年5月30日 7時) (
レス) id: c40cd9804d (このIDを非表示/違反報告)
BAND(プロフ) - あ、はい。神作ですねありがとうございます(((スライディング土下座))) (2021年5月30日 1時) (レス) id: cb43568772 (このIDを非表示/違反報告)
月琴(プロフ) - 漣＠えなみずつよいさん» わぁありがとうございますゥ！お母さんだよこんにちは(？) (2021年2月26日 22時) (レス) id: c40cd9804d (このIDを非表示/違反報告)
漣＠えなみずつよい(プロフ) - 尊すぎてｵﾝｷﾞｬｱです()赤ちゃんに戻りましたこんにちは (2021年2月22日 17時) (レス) id: 4335f2c288 (このIDを非表示/違反報告)
月琴(プロフ) - 天さん» 出来るだけ早めに頑張っていきますはい。受験シーズン終わったら今より更新していく予定ですのでｯ(多分.......) (2021年1月17日 20時) (レス) id: c40cd9804d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月琴 | 作成日時：2020年11月23日 9時
