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Episode 13 ページ13

リビングでゲームでもしながらくつろいでいると
足音が聞こえたのがわかった。

マンちゃんがお風呂から上がったのだろう。



「あがったで〜」



マンちゃんがリビングに入ってきたのが分かり、
そちらを見ると、水をぽたぽた垂らしながら歩いてくる麗しい美女()がいた。


正しくは男なのだが……。髪を下ろしているからなんか……

色気がダダ漏れ……。
その色気をどうにかしまってほしい所存


『おー……おぉ』



水も滴るいい男?女?と言うやつなのだろう。
その手のお手本みたいな……。

うわぁ目に毒だ。こっちに来ないで欲しい。



「……そんなジロジロ見ないで欲しいめぅ〜」



マンちゃんは自身の体を抱くようにしてこっちを見ている。

私は顔に手を当て、小さめに呻き声をあげた。
あー、クッソックッッソ!



「何しとるん」



私をほんとに訝しげに思ったのか
こっちの気など気にせずにだんだんと近づいてくるマンちゃん。


下唇を噛んで、口から叫び声が出そうなのを必死で止める。


マンちゃんが目の前に座ったのが分かり、
落ち着くためにスゥと息を落ち着かせようとs……

シャンプーのいい匂いがするゥゥゥゥ!



「ノア」


『っ!……ひゃい』



耳元で名前を呼ぶものだからびっくりしてしまった。

恥ずかしっ……。


そういえば、うっつん呼びに行ってないが
マンちゃん言ってくれているだろうか。



『うっつん、呼びに行ってくれた?』


「あぁ……言ったで。」


「入りに行ってると思う」



そうか。それは安心した。
言わないとうっつんむくれるから。

なんか間があったけど気にしないでおこう。



「ドライヤー、やって欲しいんやけど」



ドライヤー?とおもいながら顔を隠していた手を外してマンちゃんを見る。

さっきはよく見ていなかった。正しくは見れなかったため、よく分からなかったが
よく見てみるとお風呂上がりなこともあって、頬が紅潮していた。



「……ダメ?」



ちょっと上目遣いなんだよなぁ……。

破壊力えげつない……。



狡いって……狡いってぇ!




『ダメ……じゃないです』


「ンフフ、なんで敬語なん?」




優しく私に微笑みかけたマンちゃんは嬉しそうにしていた。

心臓が掴まれた感覚がして、胸の辺りをギュッとしたのは言わずもがな。


_______________


双子の過去も入れつつネタも挟みたい。

見てくれてる人を温度差で風邪ひかせたい()

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くれいのあ(プロフ) - BANDさん» ありがとうございます!<(_ _)>〈 ゴン!〕 (2021年5月30日 7時) (レス) id: c40cd9804d (このIDを非表示/違反報告)
BAND(プロフ) - あ、はい。神作ですねありがとうございます(((スライディング土下座))) (2021年5月30日 1時) (レス) id: cb43568772 (このIDを非表示/違反報告)
月琴(プロフ) - 漣@えなみずつよいさん» わぁありがとうございますゥ!お母さんだよこんにちは(?) (2021年2月26日 22時) (レス) id: c40cd9804d (このIDを非表示/違反報告)
漣@えなみずつよい(プロフ) - 尊すぎてオンギャアです()赤ちゃんに戻りましたこんにちは (2021年2月22日 17時) (レス) id: 4335f2c288 (このIDを非表示/違反報告)
月琴(プロフ) - 天さん» 出来るだけ早めに頑張っていきますはい。受験シーズン終わったら今より更新していく予定ですのでッ(多分.......) (2021年1月17日 20時) (レス) id: c40cd9804d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:月琴 | 作成日時:2020年11月23日 9時

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