触れる -Jungkook- ページ44
「ヌナが言ってくれたから、手紙に書いてくれたから…ずっと応援してるって。だから今日もすごく頑張ったけど、頑張れば頑張るほどダメになるってことですか！？」
「違うの」
悲しくなって。
今度は僕がヌナに背を向けてしまった。
順番なんかつけれないけど、
大好きな歌、
大好きなダンス、
大好きなステージ。
その僕がダメなんだったら、
だったらどうしたら…っ。
じわっと目に浮かんだ涙。
堪える為、下唇を噛んだその時…
右側で何かが動いたと思ったら、
突然、
僕の前にヌナが現れた。
「違うの！ごめんね、誤解させるような言い方して。ステージにいるグクくん、本当に好きだよ。ダメなんかじゃない！でもだからこそ…上手く言えないんだけど、BTSって存在が…私にはあまりにも大きすぎて、なんて言うか…そんな人がどうして私を？って…ステージにいるグクくんがダメとかじゃなくて、そういう意味で…だから、」
「グクくん。今、僕のこと…グクくんって、呼んでくれましたね？」
「あ…」
「それに。すごく我慢したのに、何度も何度も抑えたのに…触ったのは…ヌナですからね？」
「あっ…ごめん」
掴まれていた両腕。
厳密に言うとほぼシャツだけど。
謝りながらパッと腕を離したけど、
腕に残るヌナの感触。
もう限界。
「や…っ」
ヌナに手を伸ばし、
細い手首を掴んだ。
「大きすぎるとか、そんな人が私を？とか…そんなのとっくに…僕なんて、ヌナを好きになった時からずっと思ってます。勉強なんかできなくて、あの時は高校にも行ってなくて、将来もどうなるわかんなくて、でもヌナは大学にも行ってて、勉強もできて、バイトもして、可愛くて、キレイで、大人で…ずっと思ってました。僕には不釣り合いだ、って。僕なんか相手にされない…こんなガキが、好きになっていい相手じゃないんだ、って。でも好きでした。不釣り合いだろうがなんだろうが、ヌナのことが好きでした。僕からしたら、大きすぎるのは今もヌナの方です」
ヌナの手首を持つ手のひらから伝わる温かさ。
そこから、
全てを欲したいという気持ちが広がる。
「ステージにいる僕。好きって言ってくれてありがとうございます。でも…ステージにいない今の僕のことも…お願いだから好きだ、って…言って下さい」
片方だけじゃなく両手首を掴めば、
より距離が縮まって。
近づけば近づくほど、
もっとそばで、全身で、
ヌナを感じたくなる。
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がほ(プロフ) - RxSさん» R×Sさん(T_T)癒されてるだなんて…本当ですか？ありがとうございます。お子様もペンちゃんなんですね。話が出来て嬉しいけど、チケットとなると困りますね。また少しでもR×Sさんの癒しになれるよう、早めに更新頑張りますね^ ^ (2019年11月26日 20時) (
レス) id: ebe247b3cf (このIDを非表示/違反報告)
がほ(プロフ) - 名無し24407号さん» ありがとうございます！！今日下書きをしてました！待って下さる方がいるのは本当に励みになります！もう少しだけお待ち下さいね^ ^ (2019年11月26日 20時) (レス) id: ebe247b3cf (このIDを非表示/違反報告)
がほ(プロフ) - カレンさん» カレンさん(T_T)なんて嬉しい、ありがたいお言葉。私にはもったいないくらいなんですが、本当に嬉しいです。心情が…と言って下さるの、本当に嬉しいです！文字で出来る限り上手に伝えたくて、それが伝わってもらえたのは(T_T)更新、もう少し待って下さいね！ (2019年11月26日 20時) (レス) id: ebe247b3cf (このIDを非表示/違反報告)
がほ(プロフ) - キムさん» おぉ！ホビの魔法すごい！さすが！オーラ感じましたか？ですよね？上手く言えないんですが、本当にすごかったです！余韻に浸りつつ、ゆっくりと書き始めていきますね^ ^ありがとうございます。 (2019年11月26日 20時) (レス) id: ebe247b3cf (このIDを非表示/違反報告)
がほ(プロフ) - ゆーさん» ゆーさん！いつもいつも嬉しいお言葉、本当にありがとうございます(T_T)衝撃的すぎて、当日はどうなることかと思いましたが…徐々に落ち着き、今日少し下書きしていました。けどあの日のグクを思い出し、一人興奮^ ^更新もう少し待って下さいね！ (2019年11月26日 20時) (レス) id: ebe247b3cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：がほ
| 作成日時：2019年10月19日 13時
