欲求 -Jiyong- ページ29
今しか聞けない甘い声。
もっともっと鳴かせたい。
でも、『ここ好き？』って聞いても、
名前を呼んでくれるだけで答えてくれない。
だけど、ただの名前なのに。
『ジヨンくん』ってそんな苦しそうに、
吐息を漏らしながら呼ばれたら、頭の中で何かが切れそうになる。
ゆっくりと上半身を堪能し、
下へ下へと降りてきた。
途端、抵抗し出す力が強くなる。
キツく閉じられた脚。
だけど力を入れれば簡単に開いて、
スーッと内腿に舌を這わすと、
ソコに近づくたびに甘い声が大きくなった。
腰も揺れ出して、その動きがたまらない。
「ね、ここ…舐めてもいい？」
ソコを指でなぞりながら、顔を近づけて聞いた。
「やぁ…むり…っ！」
身体をよじりながら泣きそうな声でそう言われたけど、俺も無理。
「お願い。」
わざとギリギリまで顔を近づけると、
さっきと同じ。
Aの方から舌を絡めてくれた。
ほらね、やっぱり。
さっきも、『気持ちいい？』って聞いても答えてくれなくて、だけど顔を近づけるとAからキスをしてくれた。
小声で、『いい？』と聞き直せば、
小さく頷いてくれた。
だから…「いいよね？」
とまた小声で聞いた。
「や…もう、ダメなの。」
あー、本当に可愛すぎる。
でも…
「お願い。俺…実はしたことなくて。初めてなんだけど…」
「え…」
きょとんとした顔のA。
その顔に向けてニッコリ微笑んで、一気に下着に手をかけた。
「や…っ！ね、…待っ…て！」
下着を足首までずらし、脱がした瞬間ソコに触れた。
したいと思わなかった。
頼まれても嫌だった。
だけど今は、Aには、頭を下げて頼み込んででもしたい。
頭の上から聞こえるAの喘ぎ声。
それだけで下半身が痛い。
もうとろとろのソコ。
舌を這わせば蜜が舌に絡みつく。
変態だと思われてもいい。
この蜜が甘くて、もっと欲しくてたまらない。
舐めても舐めても溢れてくる。
導かれるようにナカに舌を差し込めば、
その瞬間、ビクッとAの身体が震え、身体が離れた。
「ジヨンくん…もう無理…もうダメ…」
「気持ち良かった？」
ごめん。
こんなことばっか聞いて。
だけど自分に自信がなくて。
気持ち良くさせてあげられているのか不安で。
「もう今日、気持ち良すぎておかしくなりそう。
もう…欲しい。」
今度きょとんとしたのは俺。
さっきAの蜜を絡め取った舌。
身体を起こし、首に手をかけ、
その舌にAが自分の舌を絡めてきてくれた。
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がほ(プロフ) - 癒仁さん» こんにちは^ ^コメありがとうございます！切なくて…キュンとして…少しでもそんな気持ちになって下さったなら、本当に嬉しいです！まだ稚拙な文章ですが、これからも頑張ります^ ^ありがとうございました！ (2017年6月16日 9時) (
レス) id: b9b3e3aa96 (このIDを非表示/違反報告)
癒仁(プロフ) - とっても切なくて、でもキュンとしてとっても面白かったです！！！おつかれさまでした！ (2017年6月16日 7時) (レス) id: cb8edbbef5 (このIDを非表示/違反報告)
がほ(プロフ) - ritaさん» こんばんは☆コメありがとうございます^ ^次作も頑張ります^ ^ (2017年6月15日 22時) (レス) id: b9b3e3aa96 (このIDを非表示/違反報告)
rita(プロフ) - お疲れ様でした(*´Ｕ`*) (2017年6月15日 19時) (レス) id: 126bc83529 (このIDを非表示/違反報告)
がほ(プロフ) - tomatoさん» こちらこそ、プロではないし、ただの素人の作品なのに、そんなに褒めて頂いて胸がいっぱいです。本当にありがとうございます。書き終えた安堵感はあれど、すでに妄想に飢えつつあるので…本当にすぐ書き始めると思います^ ^また読んでもらえると嬉しいです^ ^ (2017年6月15日 18時) (レス) id: b9b3e3aa96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：がほ
| 作成日時：2017年5月12日 11時
