75話 ページ29
天哉は“大丈夫”と言うだけで
何も言ってはくれなかった。
緑谷「本当にどうしようもなくなったら言ってね、友達だろ」
出久のその言葉に頷く俺とお茶子
飯田「ああ｣
この時、もっと強く声を掛けていれば…俺はこの日の事をやがて後悔することになる。
相澤「藤絵、何してんだ行くぞ。」
『！はい。じゃあね、また来週、皆』
「「「うん！／ああ」」」
相澤「…で？」
『はい？』
相澤「お前は俺に何を教わりたいんだ？」
『？だから…』
相澤「貴方の人を助ける姿を見て、もっと勉強出来たら…だと、明確な目標が見えない。
そんなの合理的じゃないだろ。」
『！』
相澤「何を教えて欲しいのか明確に言え。
話はそれからだ。」
『…じゃあ』
俺は昔からやってみたかった事を話してみる事にした。
相澤「俺の捕縛布を扱ってみたい？」
『…はい』
相澤「…お前…2日で習得出来ると思って言ってんのか？」
『俺は個性上そういうのに慣れてるというか…長けてるので…出来るかな、と』
相澤「…まぁ2日で覚える事が出来ると確信してんだったら構わないが…出来ないかもしれないんなら時間の無駄だろ。」
『！…絶対、2日で習得してみせます！』
相澤「よし。」
相澤先生は俺の頭を撫でた。
『…相澤先生って俺の頭撫でるの好きですよね。』
相澤「…そうか？」
『はい、なんか度々撫でてる気がします。』
相澤「…お前が猫に似てるからかもな。」
『あぁ…相澤先生猫好きでしたもんね、可愛い』
相澤「可愛いって言うな。」
相澤視点
生徒にも他の教師達にも…勿論此奴本人にも…
俺の気持ちはバレる訳にはいかない。
なのに…何やってるんだ俺は
よりにもよって本人にバレそうになるとは…
此奴は覚えてないかもしれないが俺ははっきり覚えてる。
此奴の父親の事も…
小さい頃の此奴の事も…
俺は小さい頃の藤絵には対して興味はなかった。
与えられた任務の被害者として…同情はしたが…
だが大きくなって此処へ入学してから、幼い頃の面影を持ったまま俺に憧れてくれる此奴に…
段々と
…好きになってしまった。
だが所詮教師と生徒
この気持ちは此奴が卒業するまで閉まっておかなきゃならない
あぁ…全く…
合理性に欠ける
相澤視点END
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イケおじ派 - 相澤先生可愛すぎます……ッ (2023年1月22日 23時) (
レス) @page50 id: ec49e52911 (このIDを非表示/違反報告)
いつから私を、天災だと言い始めた、、、？ - 目次の上の説明欄…？のとこ会話文も一番最後以外はしりとり続いてますね、あぁこれに気づいた私てんさい。あ、天災の方ですよ？← (2022年12月4日 0時) (レス) id: c2b725e22b (このIDを非表示/違反報告)
すいみんすくーる(プロフ) - 更新ありがとうございます！いつも楽しく読ませて貰ってます！ (2022年10月6日 23時) (レス) @page28 id: 77af57a37f (このIDを非表示/違反報告)
カリン - 続き楽しみにしてます！ (2022年9月29日 23時) (レス) @page27 id: 8243bd92bd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あめだま | 作成日時：2022年9月15日 16時
