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『はい…多分ですけど…その人が契約書に触れたのを見計らって雷の魔法を使ったんだと…』
レオナ「なんにせよ、契約書を金庫から持ち出してみれば話は早そうだな…」
アズール「Aさんが…!?なぜだ、なぜあいつは僕の邪魔ばかりしてくる…!?イソギンチャクから解放しても、あいつには何の得もないだろう!!」
ラギー(イソギンチャクが付いてるグリムくん達と歩くのが恥ずかしいからって言ってたんスけどね…)
レオナ「それについては俺も同意だな。
…そこでだ。なぁアズール、俺と取引しようぜ」
アズール「は?」
ラギー「え?」
レオナ「この契約書をお前に返したら、お前は俺に何を差し出す?」
アズール「な、なんでもします。テストの対策ノートでも、卒業論文の代筆でも、出席日数の水増しでも、何でもあなたの願いを叶えます!」
レオナ「なるほど、実に魅力的な申し出だ。」
アズール「なら……」
レオナ「だが……その程度じゃ、この契約書は返してやれそうにねぇなァ。」
アズール「……え?」
レオナ「俺はな、今Aに脅されてんだよ。契約書の破棄に協力してくれなきゃ、毎日朝まで毛玉と部屋の前で大騒ぎしてやるってな。」
アズール「は……」
レオナ「お前にオンボロ寮を取られちまったら、俺が寝不足になっちまう。アイツらにサバナクローから出ていってもらうためにも、契約書は破棄させてもらうぜ。」
アズール「まさか…そんなことで…?」
レオナ「悪党として、アイツに一歩負けたなアズール。」
アズール「う、うそだ…やめろ!」
レオナ「さぁ…“平伏しろ!”
“
アズール「やめろぉぉぉぉぉぉお!!!!!!」
サラサラ…
アズール「あ…あぁぁ…あぁぁぁ…!
僕の…僕の“黄金の契約書”が…全部塵に……ッ!」
ラギー「アズールくんのユニーク魔法“
1度サインした契約書は何人たりとも傷付けることは出来ない…」
レオナ「態々なんども破れないところを見せびらかし、無敵だと印象付けていたが…全てにおいて完全無欠な魔法なんてない。
状況から見て、VIPルームの中…あるいはお前が手にしている時だけ無敵効果が付与されてるんじゃないかと予想してたんだが…俺の魔法で簡単に砂に変えられたところを見ると、その読みは当たってたらしいな。」
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宇琉夜ハル(プロフ) - 25ページで誤字ってますよー! (2022年12月9日 1時) (レス) @page25 id: c64b9591b6 (このIDを非表示/違反報告)
レモン - もろこしさん» そうですよね…コメント欄での会話は基本ダメですよね。配慮が足りていなくて申し訳ないです。これから会話のような内容のものはやめていきますね。ご指摘、ありがとうございます。 (2022年8月23日 12時) (レス) id: 069557edb4 (このIDを非表示/違反報告)
ちるちる(プロフ) - 続きが楽しみです! (2022年8月22日 15時) (レス) @page22 id: ace1fac0f2 (このIDを非表示/違反報告)
花 - 和菓子の妖精さん» もろこしさんの言う通り、コメント欄での会話は基本禁止されています。まぁ、会話をしたくなるような気持ちは分からなくもないですが…極力会話は控えてくださいね。 (2022年8月21日 22時) (レス) @page21 id: 0f1b85dce0 (このIDを非表示/違反報告)
和菓子の妖精(プロフ) - もろこしさん» そうなんですか!?すみません!! (2022年8月16日 10時) (レス) @page16 id: 27040a03d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あめだま | 作成日時:2022年8月5日 16時