・ ページ11
どういうつもりで俺達に攻撃を仕掛けたのかは分からないけど…面倒くさいな、ほんとに。
そして俺達2人とオクタヴィネルの3人以外が床に伏せてしまった。
フロイド「どいつもこいつも弱っ、締めがいがねーなぁ〜…」
アズール「まるで無力な稚魚の群れですね。…まぁ、例外も居るようですが。」
床に伏せていない俺達をみてニヤニヤと口元に弧を描いているアズール先輩を見て思わず溜息をつく。
エース「アズールってやつどんだけ色々な魔法が使えるんだよ!?反則じゃん。」
ジャック「アズールの持つ金色の契約書が、エース達の攻撃を全部弾いてんのか?」
『…いや…』
それは…ないんじゃないか?
どんな魔法にだって弱点は存在する。俺のユニーク魔法だって、一見チートに見えるかもしれないが…火力が強い炎魔法等を前にしては余り使えない。
アズール先輩の金色の契約書も魔力が篭ってる…つまり…弱点を炙り出そうと思えば出来るのだ。
アズール「皆さんはこの“黄金の契約書”にサインをした。正式な契約は何人たりとも破棄できない。どんな魔法を使おうが、この契約書に傷1つ付けることは出来ませんよ。フフフ…
頭にイソギンチャクが生えている限り、君達は僕の命令に従わざるを得ない。まずはこのラウンジの清掃をしてもらいましょうか。次に食材の仕込みを。
さぁ、立ち上がってきりきり働きなさい!」
エース「マジかよ…」
アズール「ジェイド、フロイド、新人の指導は任せましたよ。」
ジェイド、フロイド「「はい/はぁ〜い。」」
……
アズール「サバナクロー寮のジャック・ハウルくんに、オンボロ寮のA・ネーヴェさん……でしたね。君達も、どうぞお引き取りを。次は是非、お客様として店においでください。いつでも歓迎しますよ。」
ジャック「グルル……おい、A。一旦戻って仕切り直すぞ。」
『…そ、だね…』
ちょっとグリム達が気掛かりだけど…さっきの勝負を見る限り、丸腰同然の今の俺達じゃ話にならないし…
〜オンボロ寮〜
ジャック「頭にイソギンチャクを付けられた奴らは、テストでいい点を取るためにアズールと契約してまんまと騙された…って事で良さそうだな。」
ジャックが今さっき起こったことを纏めてくれた。
578人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
宇琉夜ハル(プロフ) - 25ページで誤字ってますよー! (2022年12月9日 1時) (レス) @page25 id: c64b9591b6 (このIDを非表示/違反報告)
レモン - もろこしさん» そうですよね…コメント欄での会話は基本ダメですよね。配慮が足りていなくて申し訳ないです。これから会話のような内容のものはやめていきますね。ご指摘、ありがとうございます。 (2022年8月23日 12時) (レス) id: 069557edb4 (このIDを非表示/違反報告)
ちるちる(プロフ) - 続きが楽しみです! (2022年8月22日 15時) (レス) @page22 id: ace1fac0f2 (このIDを非表示/違反報告)
花 - 和菓子の妖精さん» もろこしさんの言う通り、コメント欄での会話は基本禁止されています。まぁ、会話をしたくなるような気持ちは分からなくもないですが…極力会話は控えてくださいね。 (2022年8月21日 22時) (レス) @page21 id: 0f1b85dce0 (このIDを非表示/違反報告)
和菓子の妖精(プロフ) - もろこしさん» そうなんですか!?すみません!! (2022年8月16日 10時) (レス) @page16 id: 27040a03d7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:あめだま | 作成日時:2022年8月5日 16時