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「そうだったのですね___」





私もなんで返事が出来ないか気づいた気がする


でも、傍から見れば真緒を弄んでいるようにしか見えない

早く理由を知りたい。自分でも分からないから


真緒を好きな理由が___







「でも、“coolだから”という理由や

“頼りになるお方だから”などではダメなのでしょうか?」





『分からないな。真緒は確かにカッコイイよ?頼りになるし。

でも、それはアイドルだからだと思うの。』




「それではダメなのですか?」




『え?』




「衣更先輩がそうとは限りませんが、アイドルをしていることは人生です。

司も、Knightsとして活動していることは人生です。


その人生を、アイドルを評価される事が


我らアイドルが嫌がる理由はありません。




お姉様はアイドルではない衣更先輩をご存知でしょう?

ならば、その時の彼と今の彼を比べた時どう思われますか?」






中学の真緒と今の真緒






『成長したなって感じかな?

でも、今も昔も頼りになるところは変わってないし
何事にも一生懸命なところも変わらない。


しかもアイドルをはじめた所為か、

かっこよさには磨きがかかってるかもしれないね』








昔と今じゃ、変わったと思うところと変わらないって思うところがたくさんあった








「そうね。昔から頼りになるところもアイドルを頑張るカッコイイ真緒ちゃんの事も

好きなんじゃないかしら?もしかしたら中学の時から既に惚れているかもしれないのね!?


良いわぁ、青春ねぇ。」






そうかもしれない___

自分が気づかないだけでずっと前から





『2人ともありがとう!なんかわかった気がするよ。

そうか、あ___でも.....』






今更だけど


さっき断わったのに好きになりましたなんて言いづらいし


緊張しちゃうかも








「あら、もしかして

これからの真緒ちゃんに対しての接し方に困ってる?」






『嵐くんにはなんでもお見通しだね。

どうしよう、いざとなったら緊張するかも』





「大丈夫よ。私に作戦があるわ」




嵐くんがそう言ってくれて安心した














その後、司くんが保冷剤を発見して


その後しっかり冷やした。




嵐くんには泣いたことで肌が荒れないケアなどを

教えて貰えた







『2人とも本当にありがとうね』








「これくらいお易い御用よ」







「その通りです。


Knightsは姫を導くのも役目ですから」

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作者名:カレー味のもやし | 作成日時:2022年3月10日 0時

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