言葉が足りない元宿儺の兄は現在悠仁の兄である【呪術廻戦】

四章　崩れゆく日常 ページ15

爺ちゃん「悠仁…A…最期に言っておくことがある。オマエらの両親の事だが…」
悠仁「いいよ、興味ねーから」

悠仁はばっさりと言い切った
俺は聞きたかったんだけど……

爺ちゃん「……オマエらの！両親の！事だが！」

悠仁「だから、興味ねーって。爺ちゃんさぁ、死ぬ前にカッコつけようとすんのやめてくんない？」

『い、いや、死ぬ前くらいカッコつけさせてあげ…』

ようよ…そう言おうとした時、爺ちゃんが大声を出した

爺ちゃん「男はカッコつけて死にてぇんだよ！空気読め！花とかもいちいち買ってんじゃねぇ、貯金しろ？」

悠仁「爺ちゃんにじゃねぇよ。看護婦さんに買ってきたんだ」

爺ちゃん「尚更だ馬鹿。つーか、部活はどうしたよ。こんな消毒くせぇところでサボってんじゃねー」

悠仁「うるせぇなぁ、部活は5時前に終わんの！俺らだって、暇じゃなきゃいちいち見舞いなんてこねーよ」

どうしてこうも毎回毎回言い合いをするのだろうか…

『ちょ、喉渇いたから自販機行ってくるね！』

悠仁「っはぁ…いってらっしゃい！」

ガラガラ


自販機は…あ、あった。

『げぇっ…麦茶売り切れてる…水でいいか…悠仁にも買っていこ。』

ガタッ




ガラガラ

『ゆーじ、水買ってきた…よ……？』









悠仁「爺ちゃん、死にました……」



三節 一つ目の変化
　 〜完〜

この作品を投稿していたアカウントが消えました。なので、これは別のアカウントです。パスワードを忘れ、投稿できなくなってしまった作品もあります。すみません。→←四章　崩れゆく日常

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す