山手線ゲーム ページ15
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慧「大ちゃんの好きなところで山手線ゲーム〜」
先ほどまで山田知念と仲良さげに談笑していた伊野ちゃんが叫ぶ。
まばらな拍手と歓声。
雄也「あはは、何それ」
これは俺が反応してはいけない。ていうかしたくない。
だって俺ら、今喧嘩中なので。
こうしたらいつもみたいに俺が話しかけてくれるとか思ってるかもしれないけど、
今日の俺はそこまで甘くない!!
慧「俺から行きます。まずねー、顔!」
侑李「何でもくれるところ。」
涼介「なんだかんだ言って頼れる。」
慧「優しい。」
侑李「…んー、ああ、兄貴肌?」
涼介「えー、オシャレですね。彼は。」
慧「いつも頑張ってる!」
侑李「パス」
涼介「パス」
裕翔「えぇ、パスってありなの?」
みんなは和やかな雰囲気でそれを眺めているけど、俺は読んでいる雑誌から目を離すことはない。
てか、パスは負けだろ!もっと考えてよ。
慧「あと、好きなものについて話してるとき。」
侑李「伊野ちゃんでしょ?」
涼介「伊野ちゃんだろ?」
慧「キスした後顔真っ赤にな…」
大貴「わああぁああ!!」
もう無理もうやだ耐えられない!!
俺は読んでいた雑誌を机に投げ捨て、座っている伊野ちゃんの上に跨り口を抑える。
大貴「ばーかばーか何言ってんだよ!!」
慧「ん…っぷは、んふふ、やっと話してくれた。俺の勝ちだねぇ」
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作者名:かーこ | 作成日時:2018年12月1日 20時