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夜11時。


皆家に帰り、寝る準備をしている頃。


家のインターホンが鳴った。



「こんな夜中に、誰や…」



ちょっと強ばった体を起こしドアに向かう。

ドア越しに除くとそこには高身長のイケメンが立っていた。


と言っても、全く知らん人。



家、間違えたんやろうか。


ここのマンション部屋多いからな。



そう思いながらドアを開ける。



「あの…、どちら様ですか?」

「…やっぱ、しげや。」

「……え、」


俺の問いかけを無視し、そう言うと俺を押し退けてドカドカと家の奥へ入っていく男。



「いや、え?! ちょっと、待って待ってっ、」



男は慌てて追いかけた俺の手を引っ張りにこっと笑う。




「俺、今からここに住むわ」




そう言った男には、ふさふさな耳と尻尾が生えていた。



「はぁ!?!?」





満月の夜。うちに、狼男が住み着きました。

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作者名:ぴ - 焚 。 | 作成日時:2019年3月2日 21時

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