【魔法使いの約束】長く生きている魔法使いは、月に呪われ不老不死になりました (ページ3)

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2話:屋敷に戻ってページ3

A「...南の国の魔法使いは全滅で、東の国、西の国、中央の国は二人ずつ石にねぇ...。ファウストが居なくなった場合は...東の国は三人居なくなるのか」

自分の屋敷に戻り、魔法で紅茶を淹れ今日あった出来事を思い出して紅茶を一口飲むと屋敷に扉が現れて吹雪が吹いて冷たい風にビックリして扉を見るとミスラが居た

ミスラ「A。一晩止めてくれません？」

A「なんで？あなたを泊めるなんて嫌よ」

ミスラ「まぁ、断られても泊まるんですけどね」

A「だから、なんで泊まるのよ。てか、唐突だし嫌よ絶対に」

ミスラ「...眠れないんですよ。だから、ここなら眠れると思って」

A「えぇ....眠れないってそんな嘘でしょ？ほら、帰った帰った。私があなたを泊めて何かメリットがある？ないでしょ？」

ミスラ「はぁ...では、オズの屋敷から盗んだ物でどうです？」

A「...はぁ？オズの屋敷から取ったってアンタねぇ...」

ミスラ「貴方の意見は、知りません。では、適当に部屋を借りますよ。それとベッド。使い魔も作らずに一人で虚しく住んでるし、この屋敷無駄に広いんですから、1部屋くらい借りたっていいでしょ？では」

ズタズタと部屋から出ていき廊下を歩いて別の部屋へと向かったミスラ

A「唐突で勝手な奴ね、全く...。チレッタは、育て方を間違ったわね。ったく...オズの屋敷ねぇ...」

ミスラがオズの屋敷から盗んだものを私に渡してきて驚いたが、オズがそんな失態するわけないと盗んだものを見ていると案の定魔法で作られた偽物だった

A「騙されたわね、ミスラの奴。まったく...屋敷に戻った途端嫌な奴が来たわね。...そう言えば、そろそろ新しい賢者が来てる頃かしら」

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魔法舎にて

スノウ「賢者か？！」

ホワイト「賢者がやってきた！」

ブラッドリー「こいつが賢者？本当に？」

オズ「....間に合ったか」

シャイロック「ファウストの容態は？まだ生きています？」

ファウスト「...生憎な...」

シャイロック「良かった。〈大いなる厄災〉との戦いで、犠牲になった魔法使いはちょうど10人。11人では、キリが悪いと思っていたところですよ。ファウスト」

ヒースクリフ「先生！ファウスト先生...！」

ファウスト「...ヒースクリフ...」

ヒースクリフ「もう大丈夫です！賢者様が来てくださいました！賢者様が助けてくださいます！」