【Fate】人類最後のマスターの召喚に応じたのはグランドクラスの英霊？！ (ページ6)

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五話ページ6

Dr.ロマン「！...立花ちゃん！あの子を止めるんだ！あの子は暴走している！このままじゃ君たちの命すら...！」

立花「！」

マシュ「で、でも...」

クー・フーリン「譲ちゃん、助けなきゃアイツは狂戦士として...復讐者として暴れ続けるぞ」

オルガマリー「何とかしなさい....！」

立花「...令呪を持って命ずる！止まれ！お月！」

お月「！グッ....！！」

クー・フーリン「譲ちゃん、ここは一旦引くぞ！」

立花「え、で、でも！」

クー・フーリン「コイツが起きたときに敵が居たらまた暴れだすぞ！」

立花「ッ...！わ、分かった」
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〜？？？〜

立花「ハァ...ハァ....」

クー・フーリン「この譲ちゃん....まさか....」

オルガマリー「使えないサーヴァントね！自我すら保てないなんて....！」

マシュ「....？！何をして...！」

クー・フーリン「何って薬を飲ませただけさ」

立花「なっ...////」

クー・フーリン「ま、口移しだけどな」

マシュ「ふ、不健全です！///」

恥ずかしくてお月を見るとお月の首元に違和感を感じた
さっきは、無かった刻印があるから
それに腕や脚に不思議な模様が浮かんでいた
それが濃ゆくなるとお月が苦しそうな声で何かを見ている

お月「あっ、ぐぁ....やめ、あ、あぁ！！いぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！」

苦しそうな悲鳴が響いた
これは...

クー・フーリン「おいおい、本当にくさりだったのかよ！？この譲ちゃん...自分で自分に呪いをかけてたのかよ...！」

マシュ「？！」

立花「え、な、何が...」

クー・フーリン「この譲ちゃんの過去は悲惨なもんだぞ。何があったかは知らんが....」

立花「ま、待って！さっきの薬は...？！」

クー・フーリン「あの薬はな毒だ」

立花「毒？！なんで、そんなものを...？！」

クー・フーリン「最後まで聞け。毒ってのは、あの譲ちゃんにとってはだ。あの薬は、過去を見せる薬だ」

Dr.ロマン「過去？」

クー・フーリン「この譲ちゃんの体には不思議なところがあった。ま、チラッとしか見てねぇから確証はなかったが...」

立花「不思議なところ？」

クー・フーリン「腰らへんに蝶の模様があるんだが....これは、この譲ちゃんが付けた鎖であり呪いだ。これを知るには、譲ちゃんの過去を見る必要があるんだよ。この模様は、随分と古いもんだしな。それにこの譲ちゃんは、グランドバーサーカーでもあり...グランドアヴェンジャーだぞ」

立花「アヴェンジャー？」