背伸びする才能とセンスを 【名前変換オリジナル】

才能３８％ ページ48

『はぁ……、じゃあ説明するわよ』

.『お願いします先生！』

『あのね、この子達の言ってる好きは、恋愛の好きなのよ』

レンアイ？
れんあい
恋愛！

.『あー、そういうこと！！』

やっと理解した！

『理解遅いわね』

.『わたくしバカなんで』

『やっと認めた』

.『女子の誤解解いてきまーす』

『いってらっしゃい』


.「あのー、大変申し訳ないのですが…
私夏樹くんのこと好きだけど、恋愛じゃないんだ」

「は？じゃあ離れてよ」

.「なんで？」

何で離れなきゃいけないの？

「邪魔だから」

.「そんな理由？」

「そう。幻中さんホントに邪魔なの。
目障り。存在自体も目障りだけど、夏樹くんから離れるなら存在は許してあげる」

長文オツ。

てか偉そうに許してあげるなんて言ってるけど、私のこと消せるくらいの権力あるのかな…

一様ここって名門中学だから、そのくらい考えて行ってるはずだよね。

だったら危ないかも…

.「わかった。夏樹くんと話さなければいいんでしょ？
向こうに話しかけられた場合はどうしたらいいの？」

「無視するのよ」

.「それ人権侵害なんじゃ…」

普通に夏樹くんが可哀想でしょ。

「夏樹くんだって、あんたのことなんかすぐに忘れるわよ。
わかった？」

.「…うん、もう話さないよ」

ごめんね、夏樹くん。

この子達に消されるわけにはいかないの。

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