拾玖 殺人刀と活人剣 ページ20
武道場に行くともうみんな稽古をしていた。
挨拶をしてまずはみんなでラジオ体操。そのあと素振りを何十回かした。そのあとは、他の人の試合を見せてもらった。やっぱり剣術は動きが断然早い
「姉御は、剣術の経験はあるんですか?」
「あっいえ剣術はないです。剣道は好きだったから少し…、みんな強そうだからなぁ。手加減して下さいね?」
「そうですか…なら、まずは剣術をかわしたり取る練習をするのがいいですね。護身ならまず第一に守らなくてはいけないのは自分なので」
「まずは TRY っすよ!燃えろぉおおーーーっす!」
「はいっす!先輩が燃えてるっす!!」
剣術は剣道と大きく違うんす。
例えば、面の打ち方。垂直に立て振りしかできない剣道に対して剣術は斜め振りが主っす。
それは、剣術が殺人を目的とすることが多いからっす。剣術は首を狙うことが多いっす。続いて足。人を殺す為の剣術「
……ってウニウニペディアに書いてあったっす!
「ゆっくりいきますから、竹刀で受け止めてみてください。剣道のように、あまりルールはないので」
斜めに降りかかってくる竹刀。同じように竹刀を斜めにして受け止める。両人とも、一度竹刀を離すと今度は飛び掛かっての立て振り。とっさに身体を左に少し動かして、竹刀を斜めに持って受け止めた。
ただ、力に耐えきれなくて一本取られた。
「すごいです姉御。何より瞬発力がいい。剣術では感ががいいって言うんですよ。
僕が飛び掛かって、横に少し避けたじゃないですか。あれは、初心者じゃ中々できませんよ」
やっぱり楽しい。銀魂が好きで始めた剣道だった。
剣道では、扱いが乱暴すぎると言われたが剣術は違う。受け止め方も、攻め方も縛られることなく自由で。自分なりのやり方が出来る。
それからは、毎日毎日少しずつ練習を重ねていった。知っていく剣術はとても興味深くて楽しかった。剣を持つと、自分自身さえも超えられるような気さえした。
でも、そんな日々も中止させられた…あのお方に
とある日の早朝
「お前ィも毎日毎日飽きないもんだねェ。まっいつまで経ったって、俺には敵わないがねィ」
「はい!沖田さんは私の憧れです!!」
「知ってらァ。武器を捨てて、手を挙げろ」
私は……無実です!!麻薬なんて………
「よしよしいい子でィ。……やっぱりでさァ」
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千の歌を歌う人(プロフ) - コロさん» 有難きお言葉です!!すごく嬉しいです!頑張ります!! (2019年7月30日 0時) (レス) id: 1dfb43aa3f (このIDを非表示/違反報告)
コロ - おもしろいです!!更新忙しいかもしれないけど頑張って下さいね!! (2019年7月29日 22時) (レス) id: 21d6130453 (このIDを非表示/違反報告)
千の歌を歌う人(プロフ) - サラダ油さん» ぱっちゃんはですね、主人公が付けたあだ名です!主人公は色んなあだ名を人に付けるもので…見てくれて、物凄く嬉しい限りです!!頑張ります! (2019年7月29日 20時) (レス) id: 1dfb43aa3f (このIDを非表示/違反報告)
サラダ油 - 新八は「ぱっちゃん」じゃなくて「ぱっつぁん」と呼ばれてますよ。面白いのでこれからも頑張って下さい! (2019年7月29日 18時) (レス) id: 3eb4c4dfa2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:くれの | 作成日時:2019年7月24日 22時