204話 帰還2※ ページ6
Aside
A｢い、いきなり…何を言ってるんですか！！｣
太刀川｢え？いやだから…キスしていいかって。｣
グググッ。
A｢ちょ…っ！！ちょっと待って下さい！近い近い！｣
太刀川｢何だ？ダメなのか？｣
A｢だ、ダメってわけじゃ…。何かこう…ムードとかないんですか？｣
太刀川｢…俺は今したい。今すげぇお前に対しての気持ちが溢れて…抑えられない。｣
ドキッ。
A｢っ…！｣
そんな声で言うのは反則でしょ…！
太刀川｢もっと…お前との繋がりが欲しい。｣
スッ。
私は力を緩めた。
太刀川｢…好きだ。…大好きだ、A。ずっと傍にいてくれ。｣
A｢っ…！｣
ちゅ。
A･太刀川｢……。｣
カァァッ。
は、恥ずかしい…！初めてキスなんかした…！
何なんだろうこの気持ちは…。
太刀川｢……A。｣
A｢へ？｣
ぐいっ。ちゅっ。
A｢ん…！？｣
太刀川さんに引っ張られもう一度唇が重なる。
やばい…息が…！
ドサッ。
A｢っ…はぁっ！｣
太刀川さんに押し倒されてしまった。
太刀川｢悪ぃ…我慢出来ねぇ…。もっとお前が欲しい…。｣
ぐっ。ちゅっ。
A｢んん…っ！｣
こんな太刀川さん…初めて見た。
あんな表情されたら…何も言えなくなってしまう。
初めて感じる…。太刀川さんも“男”だということを。
太刀川｢っはぁ…！ん…。｣
ちゅっ。
A｢んっ…！た…ちか…わさ…！｣
太刀川｢好きだ…。｣
ドキドキ。
頭がボーッとして…何も考えられなくなってしまう。
チクッ。
A｢っ…！？｣
首筋に少しの痛みが走った。
太刀川｢A…、お前も俺を欲しがってくれるか？｣
A｢！……はい。太刀川さん…私今…凄いドキドキしてます。それと同時に…凄い…幸せです。｣
太刀川｢！…あぁ。俺もだ。｣
ぎゅうっ。
ウィーン。
A･太刀川｢！？｣
東｢お前達…いつまでやってるんだ？？｣
ニコニコ。
A｢あっ、東さん！？｣
太刀川｢何いきなり入ってきてるんすか！｣
バッ。
二宮｢さっきから何度も呼んでたぞ、馬鹿が。｣
冬島｢全く…も〜！若いっていいねぇ。｣
当真｢2人共…声ダダ漏れだったぜ？｣
A｢えっ！？｣
う、嘘でしょ…！？最悪…！
風間｢ボーダーに到着した。さっさと降りろ。｣
太刀川｢す、すいませんでした…。｣
A｢うぅ……！｣
恥ずかしすぎる……。
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ヒナコ(プロフ) - とてもおもしろかったです(*ゝω・)ﾉ やっぱり太刀川さんカッコイイです！！！！！続き楽しみにしてます。更新頑張ってください！！！ (2021年2月14日 23時) (
レス) id: 9558fcebee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：嶺真 | 作成日時：2019年4月20日 15時
