221話 モヤモヤ2 ページ23
太刀川side
太刀川隊隊室
太刀川｢あー…終わらねぇ。Aに会いてぇ。｣
風間｢口より手を動かせ。レポートを溜めていたお前が悪いだろう。｣
太刀川｢うっ…！そりゃそうだけどよ〜…。｣
はぁ…何時に終わんのかな…。
風間｢そんなに黒崎と一緒に居たいのか。｣
太刀川｢そりゃそうでしょ。好きな女とは毎日ずっと一緒に居たいね。｣
風間｢…しかし最近のお前は度が過ぎている気もするがな。｣
太刀川｢！｣
風間｢黒崎が少し誰かと喋ってるだけでも嫌なんだろう？｣
太刀川｢…うん。俺も自分でおかしいと思うよ。Aは誰とでも仲良いから色んな奴と喋るし、楽しそうにしてるのは当たり前なのに。｣
風間｢…。｣
太刀川｢けど最近、そういうの見てるとすげぇモヤモヤするんだ。例え相手が誰であっても…。自分で自分が抑えられない。｣
風間｢…めんどくさい男だな、お前は。｣
グサッ。
太刀川｢おぉ…。随分はっきり言うね。｣
風間｢過保護なのはいいが何事にも限度というものがある。束縛し過ぎて嫌われないと良いがな。｣
太刀川｢えっ！？束縛！？これ束縛なの！？｣
風間｢それ以外に何がある。｣
太刀川｢！…まじか。｣
俺…Aに嫌われるのか…？
こんな俺は…嫌…だよな。
出水side
冬島隊隊室
当真｢んで、ぶっちゃけAは今の太刀川さんの事どう思う？｣
出水｢いきなりぶっこみますね、当真さん。｣
A｢えぇー？太刀川さんの事ですか？うーん…。｣
出水｢まぁ…なんつーか最近、Aが他の男とかと話してたらすぐ太刀川さんが遮るだろ？そういうのどう思う？｣
A｢まぁ…今までとは違うなって感じはしますよ。迅さんとか出水先輩もそうですし、当真先輩とも仲良くさせてもらってるんで、話したい事もそれぞれであるわけだから…話は遮らないで欲しいかな…？｣
出水｢…なるほどな。｣
A｢あっ！｣
当真｢お？どーした。｣
A｢太刀川さんは特に迅さんに対して凄いんですよ！私が迅さんとちょっと話してたらすぐ来ますし。迅さんに申し訳ないです。｣
当真｢あー、迅さんなー。まぁ太刀川さんも色々思うところはあるだろうし？｣
よりによって迅さんかよ…！
あの人、俺に頑張れとか言っときながら自分も原因の1つになりかけてんじゃん…。
出水｢はぁ…。｣
A｢出水先輩何か元気ないですねー？｣
出水｢俺にも色々あるんだよ…。｣
当真｢そーいう時はランク戦すればいいじゃねぇか！｣
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ヒナコ(プロフ) - とてもおもしろかったです(*ゝω・)ﾉ やっぱり太刀川さんカッコイイです！！！！！続き楽しみにしてます。更新頑張ってください！！！ (2021年2月14日 23時) (
レス) id: 9558fcebee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：嶺真 | 作成日時：2019年4月20日 15時
