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212話 恋人5 ページ14

Aside

忍田「…全く!!お前達はボーダーをなんだと思ってるんだ!よりにもよって仮眠室であんな事を…!」

ガミガミ。

太刀川・A「す、すいませんでした…。」

忍田「罰として暫くは二人共別々に任務をしてもらうからな!」

太刀川「はっ!?ちょ、忍田さん!それは無いって!」

忍田「…文句は受けつけん!」

ギロッ。

ビクッ。

太刀川「うっ…!」

A「…ごめんなさい。」

忍田「慶は先に戻ってなさい。Aは残れ。」

太刀川「…はーい。」

ウィーン。


…忍田さんの事、怒らせてしまった。最悪…。
しかも皆にあんな所見られたし…!

A「はぁぁ…。」

忍田「A、これからは場所を考えるんだぞ。ボーダーは人が沢山いるからな。誰が見てるかわからない。」

A「うぅ…!ホントに最悪です…。」

忍田「だろうな。ちゃんと反省しろよ!」

A「は、はい…。」

ズーン。

忍田「そういえば…身体の方は大丈夫なのか?」

A「あ、はい。最近は凄く調子が良いので。」

ニコッ。

忍田「そうか…。なら良かった。あまり無理はするなよ。」

A「!はい。」

心配してくれてたんだ…。

ウィーン。

迅「失礼しまーす。忍田さん、Aちゃんの事迎えに来ましたー。」

忍田「おぉ迅。じゃ、頼む。」

A「へっ?どーゆーことですか?」

忍田「これから迅と二人で防衛任務だ。頼んだぞ。」

A「あーなるほど。了解です。」





スタスタ。

迅「Aちゃん、忍田さんに怒られた?(笑)」

A「迅さん視えてるでしょ。そりゃこっぴどく怒られましたよ。はぁ…。」

迅「あははっ!太刀川さんも懲りないねぇ。遠征艇でも皆に見られたってのに、次は仮眠室とはねー。」

A「…ホント恥ずかしいです。」

迅「Aちゃんも大胆になったね。ま、ほぼ太刀川さんがやったんだろうけど。」

A「…その言い方何なんですか。」

迅「んーん。さっさと行くよー。」





警戒区域。

A「うわうわ、意外と数いますねー。」

迅「ま、大丈夫でしょ。やるよー。」

ダンッ。




タンッ。

A「ふぅ…。結構時間かかりましたね。」

迅「だねー。…俺じゃなくて太刀川さんと一緒が良かった?」

A「…別に〜。迅さんと一緒で嬉しいですよ!」

迅「ははっ、そっかそっか。あ、この後玉狛来る?」

A「え!いいんですか?行きます!」

迅「よしっ、じゃあ行こっか。」

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ヒナコ(プロフ) - とてもおもしろかったです(*ゝω・)ノ やっぱり太刀川さんカッコイイです!!!!!続き楽しみにしてます。更新頑張ってください!!! (2021年2月14日 23時) (レス) id: 9558fcebee (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:嶺真 | 作成日時:2019年4月20日 15時

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