A級1位のあの人に恋をした

8話 家2 ページ9

Aside

ガチャ。

太刀川「お邪魔しま〜す。」

太刀川さん、気をつかってくれたのかな？何だかんだでいい人だなぁ。

A「あ、適当に座って下さい。私ご飯作ります！」

太刀川「えぇ〜？Aが料理？出来んの？」

A「出来ますよ〜！任せてください！」

ここ暫く全くというほど料理してないけど…何とかなるよね！

太刀川「うん、不安だな。俺も手伝う。」

A「えぇ？もっと不安ですよ。」

太刀川「どういう意味だよ。いいからやるぞ。」

ガチャ。

太刀川「って…冷蔵庫に何も入ってねぇじゃん。」

あ〜、最近家にいなかったからなぁ。

太刀川「仕方ないな、近くのスーパーに買いに行くか。んじゃちょっと行ってくるな。」

A「あっ、私も行きます！」

太刀川「また具合悪くなったら困るから待ってろよ。」

A「大丈夫ですよ！ほら、行きましょう！」

太刀川「はいはい。」


スタスタ。


A「太刀川さん、何食べたいですか？」

太刀川「ん〜、餅。」

A「あ、それ以外で。うどんも却下です。」

太刀川「おいおい…。じゃあ聞くなよな〜。んー、カレーかな。」

A「はい！じゃあ具材買いますか。」




緑川「よねやん先輩、何か奢って〜！」

米屋「はぁ？やだよ、俺今金欠なんです〜。出水ならいっぱい金持ってるぞ。」

出水「何言ってんだよ、槍バカ。…ってあれ？なぁ2人とも、あそこにいるのって。」

米屋･緑川「ん〜？」

米屋「あれ？」

緑川「あれは…！」

出水「太刀川さんと…A…だよな。」

ニヤッ。


タッタッタッ。

出水「太刀川さ〜ん、A〜！」

A「あれっ！？出水先輩！それに米屋先輩に緑川くんも。」

太刀川「何でお前らがここにいるんだ？」

米屋「いや〜、ランク戦終わりでお腹すいちゃって。」

緑川「そうそう！そしたら見つけたからさ！」

出水「2人はなんで？」

A「私達もご飯の具材買いに来たんですよ。」

出水「あっ、もしかして今日泊まりっすか。太刀川さん。」

太刀川「あぁ。」

出水「そっすか。じゃあ俺らは帰ります。また明日〜。」

A「また明日〜。」

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