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43話 醜さ2 ページ44

Aside

タッタッタッ。

A「っ…!」

何であんな事言われなきゃならないの?
二宮先輩は私が無理に誘っただけなのに。

分からない…分からないよ…。

ドンッ。

A「いっ…っ!」

風間「すまない。大丈夫か…。!」

私は風間先輩にぶつかってしまった。

A「あ…すいません…。」

風間「何で泣いてる。そんなに痛かったか?」

A「あ…これは違うんです…。すいません…。」

出水「あ!いた!」 タッ。

A「出水先輩…、米屋先輩も…。」

米屋「!?おいおい、どうしたんだよ。」

出水「…太刀川さんだろ?」

ピクッ。

風間「太刀川?あいつに何かされたのか?」

A「…っ。」

出水「ここだとあれだし、場所変えて話すか。」

風間「なら俺の隊室に来い。今なら誰もいない。ほら、立てるか?」

A「すいません皆さん。ありがとうございます…。」

スッ。


そして私は話した。何があったのかを。


風間「…それは太刀川が悪いな。お前の気持ちを聞かずに自分だけ好き放題言っている。」

米屋「んー、俺あんまそういうの分かんねぇけど、太刀川さんな〜。」

出水「あの人、どんだけ恋愛下手くそなんだよ。泣かせたらダメだろ。」

A「ですよね!?もう太刀川さんなんてどうでもいいです!」

逆にこっちもムカムカしてきた。

出水「まぁ、しばらくはAは太刀川さんとは話すの厳しいよな…?」

A「そう…ですね。」

今の状況だと顔を合わせるのすら嫌になってしまう。

出水「防衛任務も厳しいなら大丈夫だぞ。元々Aがいない時はほぼ俺ら2人でやってたし。」

A「迷惑かけちゃいますね。ごめんなさい、出水先輩。」

出水「いや、今はゆっくり休めよ。」

風間「…この後隊長会議がある。太刀川には俺から言っておこう。」

A「ありがとうございます、風間先輩。」

米屋「よしA!憂さ晴らしにランク戦やろうぜ!」

出水「ちょ、槍バカ、まじかよ。」

A「そうですね!とことん付き合って貰いますよ!」

風間「切り替えが早いのか…無理をしているのか…。」

とにかく今は忘れよう…。こんな感情…。

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嶺真(プロフ) - アニオタさん» コメントありがとうございます!そう言って貰えてとても光栄です。これからも拙い文章ですが頑張りますので、応援よろしくお願いします! (2017年12月27日 20時) (レス) id: e5afdd0956 (このIDを非表示/違反報告)
アニオタ - 今回“A級1位のあの人に恋をした”という作品に自然と涙してしまいました。とってもいい作品ですね。 私は、まだ14の学生ですが、将来小説家を目指してます。嶺真さんのことを応援しながらも、私頑張りたいと思います。 これからも応援しています。 (2017年12月24日 19時) (レス) id: 47e23c8f52 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - 凄く気に入った作品で大好きです今後他の作品を作る予定があったらワールドトリガーの三輪か太刀川か三雲の姉か妹か幼なじみがアニメKか銀魂かリボーンとコラボかトリップか転生した作品が読んでみたいです説明が下手だったらすみませんこれからも応援します (2017年12月10日 13時) (レス) id: 9bec705c08 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:嶺真 | 作成日時:2017年11月2日 16時

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