A級1位のあの人に恋をした

17話 訓練3 ページ18

Aside

A「トリガー起動」

キィイン。

当真「おぉ！」

絵馬「…。」

当真「似合ってるぜ〜、A。」

A「いやいや、大きいですから！」

佐鳥「何やってるんですか〜？むっ！？これは…！」

奈良坂「当真さん、あんたって人は…。」

古寺「凄いサイズあってないですね。」

はぁ…。何でこんなカッコ…。

荒船「お？A、面白いカッコしてんな。」

A「うわぁ！荒船先輩もいたんですか！」

佐鳥「なるほど。当真先輩、これはアレですね！彼シャツならぬ…彼隊服！最高です！」

当真「だろ？さすが俺だ！」

カシャッ。

A「ちょ！何撮ってるんですか！」

荒船「ははっ、当真に振り回されてるな、A。」

A「荒船先輩、助けてくださいよ〜。当真先輩！やめて下さいって！」

当真「え〜？折角のAの彼隊服姿だぞ？撮らないでどうする！」

彼隊服って何なの…。

A「とにかく、早くやりましょうよ！」

当真「ん？あぁ忘れてた。」

ホントにこの人は…！

キィン。

A「このトリガーでいいんですか？ていうか、このトリガーなんて言うんですか？」

奈良坂「それはイーグレット。一般的なトリガーだな。」

絵馬「他にもあるけど、初めてならそれでいいと思うよ。」

当真「よし、じゃああの的を狙ってみろ！」

A「え〜、はーい。」

本当に何で私が…！

奈良坂「もう少し左の方がいい。」

当真「まだ左だな。」

カシャッ。

絵馬「荒船さん、何撮ったの？」

荒船「ん？ほら。トップ2狙撃手にしごかれるA。」

絵馬「…Aさん、可哀想だね。」



当真「よし、そのまま撃ってみろ。」

パンッ。 ドッ。

A「ど真ん中！凄い！ありがとうございます！」

奈良坂「いや、Aがセンスあるんだ。」

当真「もう何発か撃ってみろよ？」

よし…真ん中狙って…！

パンッ。パンッ。

佐鳥「おぉ〜！」

荒船「凄いな。ほぼ真ん中だ。」


A「やったぁ〜！どうですか！2人とも。」

奈良坂「うん、初めてでこれは凄い。」

当真「やっぱ俺のトリガーのお陰だな！」

A「トリガーは関係ないと思うんですけど〜。」

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