【銀魂】万事屋一の美少女は金より銀がお好き

言いたいことは、　noside ページ22

「条件は2つ。

一つは俺の中枢が破壊されたとき。2つめは――――･･」


金髪がひと呼吸おいて続ける。


「2つめは、全ての始まりの5人が俺の前に揃った時だ。」


銀髪が、力なく木刀から手を離した。



「理解したか？

俺を倒したとき、仲間を取り戻した時、全ては終わる。それが俺の本当の狙いだよ。俺がこんな漫画を本気で乗っ取りたいとでも？」


頭を貫く木刀を抜き捨てながらそう言う金髪。



「悪りィが俺はお前のお下がりで収まる器じゃねぇ。お前から全てを奪い、最強最悪の敵としてその前に立ち塞がる。しかしお前は孤軍奮闘し、仲間を取り戻し、ついに皆と協力し俺を倒す。

――――そう、その最終決戦に相応しい戦いこそが、俺が求めていたもの。俺はこの漫画を最終回にしたかったのさ。銀魂でも金魂でもない、全く新しい漫画の主人公として君臨するために。

よくやってくれたよ、お前も、お前のお仲間も。実に最終回らしい良い盛り上がりだった。

俺の心配は要らねえよ？バックアップも新しい体も既に用意した。安心して終わっていけ、フィナーレはもうすぐだ。」



「―――――――――それだけか？」


銀髪が口を開く。



「言いてェことは、それだけか？」


言い切ると同時に、拾い上げた木刀を金髪めがけて振りかざした。

聞いてなかった　noside→←主人公の座は　noside

ラッキーキャラ

来島また子

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